ミニマリズム 書評

掛け合わせの力②~パラレルキャリアのススメ~

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今回は前回の続きで「掛け合わせの力」のお話です。今回は前回の補足的な記事なので、ほぼ書評ですが、ジャズミュージシャン・文筆家の菊池成孔氏も自身のラジオで、

 

「ポップスは完全にオリジナルというよりかは、すでにあるもののつぎはぎである」みたいな内容のことを言っていたので…そのことに関して最後にちょっと書いてます。ではいってみましょう。

 

というわけで私が「掛け合わせ」についてまず最初に読んだのがこの本。

これは掛け合わせのことを「パラレルキャリア」と呼んでいます。

パラレルというのは「並行してやる」という意味合いで用いられているようです。最近では「副業」ではなくて「複業」などという言葉がポピュラーになりつつあるのでこの意味合いが強いです。

 

そして最近出版されたこの本。特にミニマリスト界隈ではいろんなブログで取り上げられているようです。

この本の主題はこのタイトルの通り、「旅するように働き、生きるには?」ということなので、ストレートにこの「掛け合わせ」について扱っているわけではないのですが、文中にわかりやすく解説してあるので少々引用してみましょう。

 

 ■これまでは1つのスキルを突き詰めることが良いとされてきたが、これからは組み合わせがオリジナリティを生み出す時代

■独自性が強くなれば、他の人との差別化にもなる

■例えば、サーフィンが好きな人がいて、プロサーファーになれるのはほんの一握りだが、「サーフィンが好きな人」が「ハワイ」で「不動産をしている」という掛け合わせだと、不動の個人ブランドと地位を築くことができる

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そして次は堀江貴文氏の最近の著書二つ。

まずはこちら「全ての教育は洗脳である」では、

 

「三つのタグ」という表記で、掛け合わせについて述べており、以下のような具体例を挙げています。以下引用

■例えば、自動車免許を持っている早稲田卒の商社マンと、ムエタイの達人で歌手活動もしている女子高生だったら、後者の方がレアキャラである。

■お笑いタレントの厚切りジェイソン氏は「在日外国人」「IT企業役員」「お笑いタレント」という3つのタグを持っている

 

更にもう一つ、こちらの著書では、

 

「三足のワラジ」という表現で同様のことを述べています。以下引用してみます。

 ■一つのことに1万時間(≒5年)とりくめば100人に一人の人材になれる

■これを3つの分野にまたがれば100×100×100=100万人に一人の人材に鳴れる。

  

…という感じで「掛け合わせ」について書いてある本を紹介してみましたが、これだけでも何なので…冒頭の話(ポップスはつぎはぎであるという話)にもどりましょう。

 

このテーマはまたいつか腰を据えてやりたいと思うのですが、私が昔作曲を覚えたての頃に「凄い曲を作ろう」と息まいていた時期、マニアックな作曲理論を曲に詰め込んで珍奇な曲を量産していた時期がありましたが…

 

ヒットする曲って、コード進行ひとつとっても非常にシンプルというか、王道です。それなのに後世に残るほどの名曲が数多く存在する訳です。つまりこれも「掛け合わせの力」だと思います。

 

まぁすべての軽音楽の曲構造はビートルズがやりつくしたなんていわれたりもしていますが…音楽にしても他の分野にしてもこの「掛け合わせの力」を上手く使える人に恩恵がもたらされる時代になっているということでしょうかね。

 

ではでは。

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