ドラムを叩くミニマリストのドラムレッスン

ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。ときどきミニマリズムの話。

ドラム

ドラムパートの作り方のヒント~ハーモニックリズムを使う~

投稿日:2017年8月15日 更新日:

今回はドラムの概論的なお話。

最近ふと思ったんですがオリジナル曲のドラムのつけ方ってあんまり体系化されてないような気がしまして。一番よく知られているのはバスドラをベースに合わせるとか、でしょうか。

あとは、ジャムセッションとかで、目立つメロディのアクセントにユニゾンする方法とか。これを極めるとこうなります。

www.youtube.com

…まぁ冗談はさておき、今はあるのか知りませんが昔はドラムマガジンの読者コンテストみたいのがありまして、1つの課題曲があたえられて、そこに読者がいろんな解釈でいろんなドラムを重ねてきた作品集が付属CDになってついていました。

それを聴いてみると、テクニックが上手くてもドラムの作り方がイマイチなのもあったなぁ…なんて思い出します

あと、ドラマー以外がガッツリと打ち込みで作ってきた曲のドラムパートは叩けないパターンとかもありますからね。作曲者の意図を読み取って、

「ここはできる」「ここはできない」という、こちらの要望と擦り合せるためにも何か「ドラムパートを作る」基準みたいのはあったほうがよいかなと、

というわけで今回紹介したいのがこれ。

この本、私が高校生の頃に和声や作曲を学んだ本ですが、ドラムと関係ないんですけどね、この中の「ハーモニックリズム」というものを紹介します。

要はコードが変わるタイミングというかリズム「のみ」を抜き出したものです。例えば…1小節ごとにコードが変わると、ハーモニックリズムは全音符になり、2拍ごとにコードが変わるとハーモニックリズムは2分音符となります。

ドラムは音程が曖昧な楽器ではありますが、例えばフロアタムを叩いてからハイタムを叩くとそこに音程差が生まれます。

【スポンサーリンク】

 

要はこの音程差とコードが変わるタイミングであるハーモニックリズムを合わせるというのが1つのコツでもあり、上手い人は自然とこれができているような気がします。

ただ、全部合わせるとさっきの動画の様になるので、時にはわざとあえて合わせないことも音楽的には大事かなと。

メロディーもある音型を繰り返すときは最新の注意を払って作曲するように、音楽は聴き手にどう飽きさせないかが重要だと思いますので。

自分がドラムパートをつける曲のハーモニックリズムを参考にして、音符の詰まり具合やタイミングを合わせたりずらしたりして、緩急をつけることが一つのコツかと思います。

で、文字ばかりだとアレなので一つ曲を紹介。exドリーム・シアターのマイクポートノイが2010年に参加したアベンジド・セブン・フォールドの曲「Save Me」です。

スポンサードリンク




スポンサードリンク




-ドラム

執筆者:

関連記事

ドラマーの「初めてのペダル選び」について

はじめに 今回はドラムの話。テーマは「初めてのペダル選び」です。 ドラムを少し続けていくと自分の機材を買って行くことになると思いますが。この時に「種類が多すぎてどれを買ったらいいのか…」という方もいる …

ドラムソロが苦手…でもやりたい場合①~ドラムソロは欲張るとコケます~

今回はドラムソロのお話です。 ところで皆さんはドラムソロは好きですか? 私ははっきり言ってドラムソロが苦手であり…さらに言えば嫌いです笑 理由は「目立つのが嫌」というなんともドラマーの適性のない人間だ …

「ミュート」を積極的に活用するとドラムの音抜けがよくなりますというお話

せ 今回の話はドラムの割かし初級よりの方に向けて(なので中級以上の方には周知の事実化もしれません…)。そして今回のテーマは「ミュート」です。 結論を先に言うと、「ミュートを使うと音の抜けが良くなる」と …

ドラムとミニマリズムの関係について…心理学用語の「クリアリング」をキーワードに。

さて今回は少し抽象的なお話。改めましてこのブログで伝えたいメッセージの一つに「ミニマリズムや心理学を使うと楽器の上達にとても役に立つのではないか」というコンセプトがあります。 ミニマリズムといっても、 …

ドラマーが安定したコンディションで演奏するためには…ドラムとギターの「共通点」から学ぼう

はじめに 今回はドラムの話ではあるのですが、ちょっと抽象的な話。テーマは「ドラムとギターの演奏の共通点」についてです。というのも、ドラムはとてもフィジカルな楽器であるので、つねに身体の感覚とか身体の動 …