ドラムを叩くミニマリストのドラムレッスン

ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。ときどきミニマリズムの話。

ドラム 楽器概論

イチロー選手から学ぶドラミング~虎は筋トレしない?~

投稿日:2017年10月1日 更新日:

今回はドラムをするうえで役に立つ身体の動かし方をイチロー選手のこの動画から学びたいと(後日見直すとリンク切れております…!すいません)。

www.youtube.com

とはいえ、野球とドラムは「棒を使う」ということ以外は違うもの?なので、動画のエッセンスをドラムにどのように使えるかを書いていきます。

ちょっと前置きすると、ドラムの様なフィジカル要素が大きい楽器を演奏するにはやはり身体の動かし方の基本原則を知っておかないと、残念ながら(ドラム歴0日を最初級に設定するならば)中級あたりで「壁」が立ちはだかり、そこから上手くならなかったり、身体を壊すとかいうことになりかねないかと。

というわけでこの動画。短いので見てもいいんですけど。大きく分けて2つ程、要点がありました。以下引用(枠内は引用)を交えて書いていきます。

①手を先に出すな!

・手を出すのは一番最後

・腰が回転するから手が勝手についてくる。骨盤や肩甲骨の動きが大切

・肩の力を抜くには膝の力を抜く

これはつまり、ドラムでいえばスティックは演奏という動作の一番最後に動くと考えるということ。以前にお会いした某プロのギタリストの方も同じようなことを言っていたのでギターについてもきっと同じでしょう。

ザックリ書くとその順序とは、足の裏→骨盤(股関節)→肩甲骨→肘→手首→手の指→スティック

…という順番です。イチロー選手は「バットを先に振ると手先でボールを打ってしまうから良くない」といった様なことを強調されています。つまり身体はつながっているということですね。

【スポンサーリンク】

 

②虎は筋トレしない!

・自分の持って生まれたバランスがある

・虎やライオンはウエイトしない

・筋肉は大きくなるが、それを支える関節や腱は鍛えられない

BMIで常に「やせ分類」の私も人様にドラムをやっているというと「そんな風に見えない」と10人中10人にいわれます笑

それ程までに「体格に恵まれない人=ドラムに向いてない」というスティグマのようなものがあるわけでしょうか。

私も以前はそれが嫌だったのでウエイトトレーニングをしてましたが、ここで目的をはき違えてはいけないと最近は思います。ウエイトトレーニングは目的を明確にして正しい方法でやらないと部分的な運動なので筋肉が固くなってしまいます。

これに対して、スポーツなどの全身運動でついた筋肉は普段はふにゃふにゃで柔らかくても力を入れると固くなる性質の筋肉です。ドラムではもちろん、「柔らかい筋肉」が良いかなと思います。

また、こちらの記事でも書いたように、

www.drum-lesson.net

ある程度は持って生まれた体型というか、骨格のようなものは無理に変えようとせずに、その持ち味を活かしたドラミングを目指すのが、音楽的かなと思ったりします。

まぁただいきなりストレートにその境地に行くというよりかは、最初はいろいろ試行錯誤して失敗して試行錯誤して…段々年数を重ねた上でこの境地に達する方がより「音楽的」かなと。それが、この動画の最後の方のこの言葉にも通じるのでは。

失敗をしないでたどり着いても深みは出ない。遠回りって大事。無駄なことは無駄じゃない。

…うーん、いい言葉ですね。すがすがしい気分になったところで今回はこの辺で。

ではでは。

スポンサードリンク




スポンサードリンク




-ドラム, 楽器概論

執筆者:

関連記事

3点セットでのドラムの「フィルインがいつもワンパターン…」とお悩みの方へ

今回はドラムのお話。中級程度のドラマーに向けて。テーマは「3点セットでのフィルイン(オカズ)の作り方について」。 要は3点セットってセッティングは楽だし、小回りが利いていいんですけど、フィルインがいつ …

メタルのドラムを叩くコツは…「右手」の使い方!?

はじめに 今回もドラムの話。テーマは「2バスの様なメタルのビートを叩いているときの右手」という少々限定したお話で行きましょう。 というのも、意外とこの「右手」の使い方がメタルを叩く際のコツだったりする …

ドラマーが歌えることのメリット③~ドラミングの「ブレス」について~

では前回の続きで「ブレス」の話ですが、 カラオケである程度同じ曲を繰り返し歌いこんでくるとその歌の息継ぎのポイント、つまり「ブレス」と呼ばれる位置がなんとなくわかってきます。 (ちなみに、歌う曲は絶対 …

ドラマーがランニングをすることの大切さについて

今回も引き続きドラムのお話。テーマは「ドラマーに必要なトレーニング」。 最近また思うところがあったので書き足ししようかと。 結論を先に言うと「ドラマーにとって大切なトレーニングは、ゆっくり長く走る。骨 …

苦手な人が多い!?16ビートが意外とあっさりと叩けてしまうコツとは?

はじめに 今回はドラムの話。テーマは「両手での16ビート」の叩き方。   16ビートといっても、「リズムを音符に起こしたときに16分音符が入っているリズム」と広義に考えると結構色々なバリエーションがあ …