ドラムを叩くミニマリストのドラムレッスン

ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。ときどきミニマリズムの話。

ドラム

バスドラムを鳴らし続けていると、脚がツッたり張ったり痛くなったりする人に向けて…「脚を落とす奏法」とは?

投稿日:2018年4月23日 更新日:

はじめに

今回もドラムの話。テーマは「バスドラムの踏み方」。最近当ブログでもバスドラムについてはいろいろ書いておりますが、その中でも今回は特に「脚を落としてバスドラムを踏む感覚の養い方」についてお話しします。

つまり「脚を落とす」というのは「ペダルを頑張って上から踏みつける」という動作の逆の意味として使っております。一見当たり前の様な話ですがこれのなにがいいのかというと…

「長時間ドラムを叩いても足がつったり、筋肉が張ったりしない」、「関節が痛くならない」などのメリットがあります。なのでこれらのことにお悩みの方の参考になればと。では本題に。

︎そもそも…脚のどこを先に動かすか?

まず、ドラム演奏の際にいつも何気なくやっている、「ペダルを踏んでバスドラムを鳴らす」という行為を改めて細かく見ていきましょう。

まず冒頭に書いた、「脚を落とす」というイメージがあまりできていないと、どうしても「脚を持ち上げて」ペダルを踏むという動作が脳内のイメージとして作られていると思います。

なのでまずはここを書き変えていく必要があります。つまり、スクワットやウェイトトレーニングをして脚を鍛え上げて持久力をつけるのではなく、脳内のイメージそのものを変えた方が効率がいいのです。そこでわかりやすいように比べて書いてみると…

①脚を持ち上げる踏み方:

太ももを自力で「よいしょ」と持ち上げるので、どうしても長時間叩いていると股関節周りと腰に負担はかかります。また、太ももの筋肉を使うので足がだんだんだるくなってきます。更に場合によっては右脚を持ち上げるので身体が左に傾き重心が不安定にある可能性もあります

②脚を落とす踏み方:

脚をドスンと落とすだけなので太ももの筋肉はつかれません。しかし、落とすためには脚が前もって上がっていないといけないので、脚を落とす直前に足の裏でペダルを蹴り上げて脚をを宙に浮かせている必要があります。

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家でできるイメージ練習

ここでちょっと補足ですが。やっぱり「脚を落とす」という動作は日常にない動きなのでイメージが難しい。そこで自宅でもできる練習をご紹介。ただこの練習、どこで知ったのか私の記憶があいまいなので出所が明記できずすみません。

また本来はは動画を添えたいのですが…文面のみですいません。というわけで手順は以下の通り。

①いすにすわる

②脚の力を完全に抜いて両手で右足の太ももを抱きかかえて上にあげる

③両手を放してそのまま脚をドスンと床に落とす

…こんな感じです。これをやると「脚を落とす」という感覚がつかめると思います。ただこれはあくまで感覚をつかむのが目的なので実際の演奏で使えるようにするには「タイミング」について考える必要があります

脚をどのタイミングで上に蹴り上げるか?

というわけで「ペダルを上から踏みつける」奏法と「脚を落とす奏法」の二つを比べてみると「脚を落とす奏法」の方が足は疲れにくいし、太いどっしりとしたバスドラムの音を出すことができます。

しかし、この奏法の難しさは「タイミングをつかむこと」だと思います。つまり、バスドラムを鳴らしたいときに足の裏で蹴り上げていたのではタイミングが遅いのです。なので、バスドラムを鳴らしたいと思う「ちょっと前」に足の裏でフットボードを蹴り上げて脚を上にあげておく必要があります。

これってなにかというと…「オフビート」のことなんです。つまり、私が度々書いているオフビートはここでも重要となってくるわけです。オフビートと裏拍は微妙に違うのですが、とりあえず「オフビート」がわかりにくければ「裏拍」ととらえてもらってもいいかなと。

 おわりに

というわけで今回は「脚を落としてバスドラムを鳴らす」方法について概論程度でしたがお話しました。人間は一度身体に刷り込むとなかなか忘れにくいもので(手続き記憶なんていったりしますが)、まずは身体を作るよりもイメージ作りが優先かなと。

身体はドラムを叩いていれば自然とできますし、それでも体力が足りないと思ったときにトレーニングすれはいいので。なので、この辺の内容を踏まえてもドラムは年齢性別関係なく始められる楽器だと思います。

ではでは。

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