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16ビートに苦手意識があるドラマーに向けて…リズムの「感じ方」の正体とは?

 
  2020/12/12
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ハイハット
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この記事を書いている人 - WRITER -
ドラム歴20年以上。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。シンプルライフが大好きなミニマリストでもあります。
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はじめに

今回はドラムの話…ではありますが他の楽器のプレーヤーの方にも参考になればと。

今回のテーマの引用元は、シンガーソングライター中島卓偉氏のインタビューです。

 

この記事は日本人とアメリカ人のリズムの感じ方の違いを論点の軸として「良いグルーヴとはなにか?」について述べられたものです。

 

今回はこの記事をドラマーなりに解釈してみようと思うのですが。特に「16ビートの曲が苦手」というドラマーのお役に立てばと思います。では本題に参ります。

 

日本屈指のシンガーソングライター・中島卓偉氏

最初にまずは中島卓偉氏のオススメ曲などをご紹介。

 

私が知ったのはメジャーデビュー曲の「トライアングル」をFMで偶然耳にしてガツンと衝撃を受けてからはや20年…!今でもカラオケで歌うほどフェイバリットなシンガーの1人ですが。一番はやはり「Calling you」。

 

当時は本名ではなくTAKUI名義でしたが、この歌詞の言葉のチョイスと決してうるさすぎず激しすぎないアレンジ、北海道を舞台とした壮大なPV…全てがリンクした名曲です。

 

日本人のリズムは「筋肉ダンス」…?

日本

そして話を本題のリズムに戻しますが。

この記事の中で「日本人のリズムは筋肉ダンス」という一節があります。

 

これは、別の言葉で言えば「音符を置きにいく」とも言われてたりもしますが、どうしても日本人は譜面上の音符”めがけて”きっちりとまじめに音を出す傾向が強いようです。

 

「これのどこが悪いの?」と思う方もいると思いますが、これだと音符と音符の「間」はうまく活かしきれないことになってしまいます。

これに対して、「音符を置きに行かない」リズムの感じ方とは何か?

 

これは音符は「到達点」ではなく、あくまで「通過点」だということ。

少し前の過去記事でも書きましたが、ドラミングにおける腕のモーションで考えれば音符と音符の間に腕を振り上げて、落ちて来る途中にたまたま当たったところが音符というリズムの感じ方です。

 

ちなみにこれはギターのピッキングでも同じことが言えるのではないかと。

ただピッキングはドラムの腕よりはふり幅が狭いのでわかりにくいとは思うのですがね。

 

というわけでこの音符を「到達点」ととらえるか「通過点」ととらえるだけでリズムの「生きた感じ」は大分変ります。

 

日本人は1,3拍にアクセントを置いてしまう

ドラムセット

で、冒頭に書いた「16ビートが苦手なドラマー」についてですが。

この記事を参考にお話しするとポイントとしては8ビートとおなじように、2、4拍にアクセントをつけるということです。

 

じゃあなぜ2、4拍にアクセントをつけないといけないのか?というと、1、3拍目は2、4拍目に音が着地するための軌道を取るべき「間」だからです。

 

なので2、4拍目にアクセントをつけないと、リズムの立体感がなくなり、「ノレない」リズムになってしまうわけですね。

 

どうしてもドラムをパワーに頼って解決しようとする危険性としては、リズムを置きに行くような、つまり1、3拍目にアクセントをつけてしまうようなことなのです。

 

ちなみに日本人はどうしても1,3拍にアクセントを置きがちだそうなので常日頃…つまり街中でふと聴こえる音楽の聴き方からまず気を付けないといけませんね。

 

おわりに

というわけで今回は内容が飛び飛びな感があるのでもう一度まとめると…。

①音符は「到達点」ではなくあくまで「経過点」

②これをふまえて、16ビートもしっかりと2,4拍にアクセントを置く

 

ということ。これはドラマーだけでなくギター、鍵盤、歌でも似たようなことがいえると思いますし、逆にいえばそこを追求すると頭一つ抜きん出られるチャンスかもしれないです。

という希望的観測とともに今回はこの辺で。ではでは。

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