防音のためにペルターの3Mというイヤーマフを買ってみた感想

目次
はじめに
今回はミニマリストネタ。最近堀江氏の新刊もミニマリストネタで、ミニマリズムが世間にもっと浸透してほしいと願うばかりです。
で、今回のテーマは「イヤーマフの商品レビュー」です。
「ミニマリストなのにまたモノ増やしたの?」と思う方もいると思いますが、私の立場としてはミニマリストがすべき断捨離はいくつかあります。
①モノの断捨離
これは文字通りモノの数を減らすこと。多分世間一般のミニマリストのイメージってこれでしょうね。
②行動(選択)の断捨離
これは「選択を減らす」「生産性のない行動を減らす」というもの。よく言われるのは、「同じ服を着て毎日コーデに悩む時間を減らす」、「職場の飲み会は出ない」、「テレビを見ない」…などなど。
③ノイズの断捨離
これは人間の五感に入ってくる刺激を減らすというもの。都心に住んでいると、過度の光や音、匂いに常にさらされ続けている状態です。これは交感神経がONの状態とも言えます(大昔でいう”獣に襲われるシチュエーション”ですね)。
なので、自律神経の切り替えが悪い人は常に「交感神経ON」の状態になっていると言えます。交感神経そのものが悪いのではなく、副交感神経とうまく切り替えられないことが問題なんです。
これは日々QOLの向上に関心の高いミニマリストには必要なことなのです。
…と言うことで、今回取り組んだのは「ノイズの断捨離」。
前からグチグチ書いていますが笑、今の住まいが大通り沿いで一日中車(大型車、外車、救急車が多い)の騒音が響き渡り、夜中は道路を掘ったり埋めたりと言う謎の工事が不定期で起こる…と言う住環境でこの「音のノイズの軽減」という問題にはずっと悩まされてきたわけなのですが。
「イヤーマフが遮音にいいらしい」なる記事を読んで値段もそこまで高くないので早速購入。今回は「ペルターの3M」というイヤーマフを買ってみたのでその感想を書いていきます。
音の遮断は?
ちなみに私が買ったのはX5Aという型番です。
まず気になる音の遮断についてです。
これはちょっと音楽のお話になりますが、一口に「音」と行っても、高い音やら低い音やら色々あるわけです(ちなみに加齢の難聴は高い音が聞こえにくくなるそうです)。
で、このイヤーマフをつけた感じは簡単に言うと「強力な耳栓」と言う印象です。これはどう言うことか?と言うと、耳栓の遮音が得意とするところは、車の音の中だと「シャー」と言うザラザラした音の成分なんです。
逆に言うと、大型バイクや、外車の「ボボボボ…」「ブーン」と言う音はあまりカットされません。ということなので、このイヤーマフは「シャー」と言う音はかなりカットされます。
人の話声とかもこの「シャー」と言う音に近いので、カフェとかファミレスがうるさい。と言う人には適していると思います。
あと、冬は耳があったかいと言う利点もありますね。
しめ付け具合は?
次に気になるのは「しめ付けが痛くないか?」と言うこと。
これははっきり言って「キツい」です。
成人男性の中では私は頭は小さい方だと思いますが、それでもキツいです。ただ「キツくしないと音が入ってくる」と言う悩ましいところなのですが。
形もゴツいのでこれをつけたまま寝るのは難しいかな、と思います。もちろん、寝返りも絶対に打てません。
耳栓やブルートゥースイヤホンとのセットと組み合わせて効果アップ
更にこのイヤーマフの遮音性を上げるためには、耳栓との併用がいいです。
耳栓も色々ありますが、私も愛用しているモルデックスメテオがオススメです。これをつけてイヤーマフをするとかなりの静寂の世界が訪れます。(ただ車の「ブーン」という音はわずかながらそれでも聞こえるんですけどね…)
あとはブルートゥースのイヤホンの上につけるという使い方もありますね
音を遮断しすぎることの注意点
という感じなんですけど、最後に注意点を。
それは「やたら滅多ら遮音をしない」ということです。なぜなら遮音をし続けると、騒音への耐性が弱くなるからです。
一生山奥にくらす、という人ならいいですが、そうでない場合は耳に何もつけずに人通りの多いところに出ると気分が悪くなてしまうので、そこは要注意(ミニマリストのデメリットは、「ノイズの耐性が低い」と言われるのはこの辺のことです)。
終わりに
というわけで今回はイヤーマフのお話でした。
「結局オススメなのか、買わないほうがいいのかどっちなの?」ということなんですけど…「うるさいカフェや自室」で集中して作業したい人にはオススメ、ですね。
逆に「寝るときにつける」「歩きながらつける」目的を期待している方は買わないほうがいいでしょう。
何事も一長一短があるということで。ではでは。