ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

ドラムでいう「前ノリと後ノリ」はどう叩く?

 
  2019/08/17
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ダンス
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

今回はドラムのお話。テーマは「前ノリと後ノリ」です。

ダンス

そもそも「グルーヴ」という言葉が「ノリ」という言葉と似たような意味で使われますが、バンドでドラムを叩いていると「もっとそこはツッコミ気味に叩いて」とか「もっとそこはタメて叩いて」とか言われることがあります。

 

どうしたらいいか分からずググってみたらどうやらこれは「前ノリと後ノリ」という、事まではわかったけど…ここで「じゃあその前ノリと後ノリってどうすんの?フィーリング?」とお悩みのドラマーはいるかもしれません。

 

今回の記事はそんなドラマーのお役に立てばと。では早速本題に。

 

結論→叩き方を変える

まず結論をいうと「前ノリと後ノリで叩き方を変える」ということです。

 

もちろん無意識的にフィーリングで使い分けられるドラマーはそれで良いんですけど(むしろスゴい事)、そうで無い人は何か指針があった方がやりやすいと思います。

 

なのでこれは私が独自に考え出した方法なので唯一の正解ではないですが、この問題を考える上ではとっつきやすいかなとは思います。

 

前ノリと後ノリとは?

まず簡単に前ノリと後ノリを説明しておきます。

簡単にいうと「タイミング」の事なんですけど、いわゆる打ち込みドラムの正確無比なリズムと比べて早めに叩くか遅めに叩くか、ということ。早めに叩けば前ノリになり、遅めに叩けば後ノリになります。

 

*補足:ただ今回の執筆にあたり動画で調べてみるとこの事自体を否定している動画もあります。まぁ一応今回は「前ノリと後ノリがある」という前提で読んでみて下さい…。

 

ただ「前ノリや後ノリを出そう」とやりすぎるとそれは即「ズレた演奏」になるので、音譜で書けないくらいの絶妙なタイミングでずらしていきます。

 

バスドラムでも前ノリ後ノリはありますがこれは難しいのでまずは手で叩く楽器である「ハイハットとスネア」でやるのが良いでしょう。

 

叩き方を使い分ける

で、本題に戻ります。前ノリと後ノリを理解するためには叩き方を変えてみるとわかりやすいです。

 

ポイントとしては「前ノリで叩こう」と意識した瞬間にはもう遅いので(それほどにシビア!)、動作で叩き分けます。

 

一番「前ノリ感と後ノリ感」がわかりやすいスネアを例に説明すると…前ノリは自分から見て手前に押し出すように叩きます。それに対して後ノリは自分の方に引き込むように叩きます。

 

これでOKです。これって何かに似てるなと思ったらノコギリの動作ですね。

ノコギリ

ノコギリは「押して引く」で一動作になりますが、それがこの前ノリと後ノリに対応します。

*補足:一応補足しますが、本当に押したり引いたりするわけではないです。あくまでスティックの軌道のお話なので悪しからず。

 

前ノリと後ノリの使い分けの基準

前ノリと後ノリは他人の指示に従う以外にも、自分でも使い分けられると楽しいです。

なのでここではその使い分ける「基準」についてお話します。

①前ノリが合うリズム

他の楽器やアレンジにもよりますが、前ノリのリズムが合うのは、

①シンコペーションが入っているリズム

②5や7拍子などの奇数の拍子

このあたりでしょう。要するにリズムが細々と動くタイプの曲ですね。逆にこういったリズムでタメ気味に後ノリのリズムで叩くと、曲全体がモッサリとした印象になってしまいます。

 

②後ノリが合うリズム

後ノリは中くらいから遅めのテンポで曲に迫力をつけたいときに使います。

一番わかりやすいのはハードロックのバラードとかですかね。この時は音の長さも長めなドラムが聴いていても心地よいです。

ただこれもやりすぎると「もたって」聴こえるので要注意です。

 

おわりに

というわけで今回は「前ノリと後ノリ」のリズムについてご紹介しました。

 

さっきも書きましたが、本当は意図的に奏法を切り替えるよりも、曲を聴いて「なんとなくこんな感じかなー」という感じで使い分けられた方が良いです。

 

なので最初は叩き方の使い分けでイメージをつかんで、徐々に「歌としてのドラム」にシフトしていきましょう!ではでは。

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