「ブログ飯 個性を収入に変える生き方」を久々読み返してみた感想

はじめに
今回はブロガー向けの書評ネタ。
ブロガーのバイブルともいうべき「ブログ飯(染谷昌利・著)」を読み返してみて気づいたことなどを書いてみようかと。
出版が2013年なのでテクニカルな部分で古くなってしまった内容もありますが、基本の部分は今でも参考になります。
かくいう当ブログもかれこれ850記事書いてきましたが、収益的には「ブログ飯」できてません。
それでもブログを書くようになって変わった部分があったので(過去記事参照)今も続けています。
できれば毎日書きたいけど…書けない日はネタ切れなのではなくて、気持ちが萎えているときです笑(基本ネタ切れということはない)
「ブログはもうピークをすぎたメディア」といわれたりもしますが、動画をとるにしても企画や台本というのはあるわけで。
要は「自分から何かを発信する手段」として文章というのは基本中の基本(後は音楽とか料理とか絵もありますが)かなと。
そんなわけで前置き長くなりましたが、今回の記事は「読み返して」の書評なので、ブログ初心者向けの記事ではありません。
もちろん初心者の方も二回は読んだ方がいいと思いますが。
なので今回は「ある程度記事を書いてきて、ちょっと行き詰まっているブロガー」の方の参考になればと。
では本題に。
もっと尖ろう!
実用書系の本というのは全ページに大事なことが書かれているわけではなく、ポイントとなる部分がいくつかあります。
そして今回読み返してみて一番心に残ったのが「人とと同じことしてもだめ。もっと尖った方がいい」というメッセージ。
一見「戒め」みたいに聞こえますが、ここがブログの素晴らしさだなと。
もちろん誹謗中傷とかで尖るのは良くないですが、ブログは(常識の範囲で)自由に文章が書けるのです。
これってとても楽しい。
私も最初の一記事目を書くのに、どれだけ大変だったかは覚えてます。
忘れもしない11/23の自由が丘のエクセルシオールカフェで、ウンウンうなって1時間以上かけて書いたのがこの記事。
今読むと人様に見せれるレベルではないですが、まぁ記念として残してます。それが今では隙間時間にスマホで一記事書き上げるのが当たり前にできている。
私は以前に作曲や編曲をちょっとやってたんですけど、スタイルは変われど自分の中から何かを生み出すのってやっぱり楽しい。
また以前に、完全にアフィリエイトだけを目的とした商品紹介のペラサイトをつくったり、クラウドワークスで文章を書く案件も少しやってみましたが、これがブログを書くのの何倍も大変でした。
多分私に適性がなかったからなんでしょうけど、文章が全く出てこない。
しょっちゅう文字カウンターをみながら「まだ300字か…」なんて思ってたのがほぼ毎回でした。
というわけで話がずれていきましたが、要するに「ブログは自分の書きたいようにかける」わけです。
ここを改めて再確認できました。
とはいえPVが上がらない!
とはいえ、それだけだとPVが上がらないこともあります。
PVを上げたければ、役に立つ文章、面白い文章にしていかないといけないわけです。
でもそれはあくまで「ライティングや企画力」などのテクニックの話かなと思ったりします。ジャンルに関しては好きなことを書くのが一番です。
この本の著者の染谷さんがブログ飯に至った経緯とか読んでても「なるほどな」と思います。
ブロガーに限った話ではないですが、世に名前が売れた人の自伝なんかを読んでいると、ブレイクスルーのポイントが似ているなと思います。
最初は全然認められなくて結果が出なくてそれでも頑張って続けても、やっぱり何も変わらない。
そんな時に「ふと何気なくやったこと」がブレイクスルーのきっかけになった、と。
先日読んだスピリチュアル系YouTuber「Qさん」の本「夢がかなうとき何が起こっているのか?」から引用すると、「ギリギリまで追い込まれてふっと力が抜けた時に夢がかなう」という事なんですね。
これは本当によくいろんな人に当てはまっているので面白い法則だなだと思います。
要するに何が言いたいかというと、この本にも書いてありますが、ブログでPVを上げやすい「ブルーオーシャン」的なジャンルはもうなさそうだし、あっても探すのは相当難しい。
だったら好きなことを書いて、でも多分上手くいかなくて…その後はどうなるかわかりませんが笑。
まぁブレイクしなくても日々の生活に良い作用が起こるならそれでいいのではないかと思います。
後ブログを書いてる時って確実に「フロー状態」に入るので、つまらない長距離の電車移動が短く感じますよ(時間は伸び縮みしますからね!)
おわりに
というわけで当初書こうと思っていた方針とだいぶずれてしまいましたが、今回はこちらの書評でした。
まぁちゃんとした書評にはなってない気もしますが。
こんな感じでいろいろ「気づき」がもらえる本なので、本棚に眠っている方もぜひ読み返してみてくださいね。
ではでは。