書評ブログを初めて書くブロガーにお伝えしたい…ちょっとした5つの書き方のコツ

はじめに
今回は久々ブロガーネタ。テーマは「書評ブログ初心者に向けて」です。
まぁ書評記事に関しては私もまだまだ偉そうな事は言えないし、質的な保証は出来ませんがこのブログを3年近く継続して速く書く事は出来ようになりました。
そこでこれまでいくつか書評を書いてきて、気づいたことをシェアさせていただければ…つまり「量をたくさん書きたい」くらいの方に向けて低姿勢な感じで。
なので、今回は「書評記事を書きたいけどどう書いていいかわからない」方のお役に立てばと。
あと大学の授業なんかでレポートとして本を課題図書を読まないといけないけど書けない人にも参考になるかと思います。(ただしあくまで砕けた形式のレポートに限ります…小論文とかでは使えません)
というわけでいつもは結論を先にドカンと書いてますが今回は箇条書きスタイルで行きます。では本題に。
①他の似たような本との「差」を見つける
私もそうだったんですけど、慣れてないとあれもコレも書かなきゃ…と思って筆が進まない、ということがあります。
よくあるアンダーラインの引きすぎでテキストがラインだらけになってどこが大事かわからなくなる現象です笑。
なので慣れないうちはばっさりと切り捨てることが大切なんですけど、人によってはその切り捨て方がわからない。
そこでその切り捨て方のコツなのですが。
例えば「自己啓発書の書評を書きたいけどどこを抜き出していいのかわからない!」とします。
そんな時は「似たような他の本との違う部分を探す」ということです。つまりこれだけ世の中に本が出回っているので、最初から最後のページまで完全にオリジナルという本はありえません(小説は除く)。
なので例えば超絶ベタですが「自分に自信をつける方法」という本があったとします。その場合に「似たようなジャンルの他の本には書いていないこと」を探してみると、意外とパッと見つかります。
つまり逆を言えば、書評を書くときに「どこが大事なのかわからない!」という人は、読書の総量が足りていない可能性があります。
(なので、本をたくさん読むとこの問題は解決します…!)
②しおりと付箋は必須
あと当たり前ですが、「紙の本なら付箋、キンドルならしおりを活用する」ということです。
①ができるようになってくると、結構読みながら記事の構想が浮かんだりするのですが、その時に忘れないように付箋を貼っておくと楽です。
その時にポイントとしては、「迷いなくバンバン貼って、あとで削っていく」ということです。
確かに書評記事としての引用としては3~5個くらいがちょうど良いのですが、逆に気合を入れすぎると「ここが本当にポイントなのかな…?」と躊躇して付箋が貼れなくなるので、最初はバンバン貼ってあとで削っていくくらいがちょうど良いと思います。
これは何をやっているか?というとまさに「本の要点をそぎ落としていく行為」なのですね。
③引用の多さをコントロールする
書評記事は「どんな人が読むのか?」を想定すると書きやすくて、分類としては
①これから買おうか検討中で、どんな内容か知りたい人
②すでに買って読んでいて、他の人の意見が知りたい人
という感じに分類分けされるかなと。その場合に「①の人向け」に書くならば自分の意見は少なめで、「②の人向け」に書くならそこまで引用はせずに、引用は少なめで後は自分の意見を書いていく方が書きやすいです(多少脱線しても)。
要は、「誰向けに書くか?」を見定めるといいですね。
④マインドマップを書いてみる
書評を書くことも慣れてくると頭の中で構成が組み立てられますが、慣れないうちはマインドマップなどを使い紙に見出しだけでも書き出すといいです。
マインドマップというと身構えてしまうかもしれませんが、本当に落書き程度のものでもイメージは全然クリアになると思います。
最初のうちは「こんなに毎回下書きなんかしていたら、全然記事の量産なんてできない!」と不安になるかもしれませんが、そのうち頭の中でできるようになるので大丈夫です。
⑤本を後ろから読む
これはちょっと余談ですが、私は最初に本を読む時に後ろから一回パラパラとめくってから、前から読むとその本の内容が頭に入ってきます。
これは一般的にブログの記事が結論から書かれているのと同じで、本も後ろの方に著者の気持ちが入っているので、実は「この本を買うかどうか?」を見定める立ち読みにも使えたりします。
ただキンドルだとこれはちょっとやりにくいですけどね…。
終わりに
というわけで私ごときの、いちブロガーが大変恐縮ではございますが笑、意外と役に立つ内容だと思ったのでシェアさせていただきました。
書評記事は最高のアウトプットなので、是非楽しんで書いていただければと思います。ではでは、