ドラム初心者のための「スティックの選び方」についてご紹介

はじめに
今回はドラムのお話。テーマは「ドラム初心者のための、初めてのスティック選び」です。
これまでもこのテーマについては書いてきましたが、私としては迷わずに「デニス チェンバースモデルを買えば間違いない!」と、思っていました。
しかしどうやら、それだけではないということが最近わかったのです。
なので改めて「初めてのスティック選び」について内容をアップデートしてお伝えしようと思います。
なので今回は「初めてスティックを買うんだけど種類がありすぎて…どれを買えばいいの?」という方に向けて書いていきたいと思います。
では本題に。
結論→やっぱり「デニス チェンバースモデル」がオススメ
メインの結論は同じです。
「迷ったらデニスチェンバースモデルのスティックを買おう!」です。
ご覧の通りにニスがしっかり塗ってあり、すべりにくいんです。
ちなみにドラムスティックのすべりどめテープというのもありますが、個人的にはあまりオススメしてません。
というのもテープを巻くと「すべらなさすぎる」からです。
すべらなさすぎるとスティックと手のひらの間に適度な遊びができないので叩きにくくなります。
あと調子の悪い日はどうしてもスティックを握り込む動作が入ってしまいます。
そのときにテープを巻いてると指と爪の間が裂けてきます…(思い出すだけでも痛い)
話が飛びましたが、そんなわけでこのデニスチェンバースのスティックは適度にすべらずに、長さや重さもちょうどいいスティックなのです。
細いスティック「も」買った方がいい場合
そしてここからが追加のお話。
それは「腕力に自信のない人は細いスティックも買っておくといい」ということです。
ただこれまで過去記事を読んだ方だったら「え、脱力で叩けば腕力とかいらないんじゃないの?」と思うかもしれません。
確かにそうなんですけど、脱力は一朝一夕には身につきません。たくさん試行錯誤して失敗して時間をかけて身につけていくものです。
なのでその過程ではどうしても腕の力に頼らざるを得ない段階があるんです。
そのときにこのデニスチェンバースのスティックくらいのスペックのスティックが重いと感じたらどうなるか?
そのまま使っていると「脱力を目指した練習」の効率が下がるということなんです。
なので、腕力に自信のない人は細くて軽いスティックを買うといいでしょう。
できればニス塗りのスティックがいいので、リーガルチップというメーカーの「JAZZ」というモデルがいいですね。
小は大を兼ねる
そしてスティックに関しては「小は大を兼ねる」です。
つまり、細くて軽いスティックでも慣れてくれば大きい音は出せます。
ただ細くて軽いスティックで、太くて重いスティックに負けない音量を出すのはこれまたテクニックが必要です。
「じゃあ一体どうすれはいいの?」
ということなのですが、私のオススメは普通サイズのスティックが重いと感じたら、まずは細いスティックを買ってしばらく練習することです。
そしてスティックコントロールが上手くできるようになると腕力に頼らなくてよくなるので、そしたら、デニスチェンバースのスティックを買う。
…という流れがいいかなと思います。
好きなアーティストのモデルは買わないこと
これも再三言ってる話ですが大事なので再び書きます。
スティックを選ぶときに自分の好きなドラマーモデルのスティックは買わない方がいいです。
確かに好きなドラマーのモデルを買った方が気分は上がりますが。多くの場合はしっくりこないでしょう。
自分が単に好きと言うだけで自分に合っているとはいえないからですね。
おわりに
というわけで今回は初めてのスティック選びについて書いてみました。
もう少し詳しく知りたい人は過去記事にも書いてあるので良ければどうぞ。
ただし書きはじめの最初期の頃の記事なので読みにくかったらスミマセン…。ではでは。