マスクをしたままでドラムを叩く時の対策をご紹介

はじめに
今回はドラムのお話。
テーマはタイムリーな「マスクでドラムを叩くこと」について。
個人練習と違ってバンド練習でスタジオに入る時は「マスクをする」みたいな風潮になってるかと思います。
ということはドラマーもマスクをしないといけない。
運動量と呼吸量が多いドラマー的にはなかなか酷な話なんですけど、まぁ一人だけ外すのも気が引ける(でもさすがにボーカルは仕方ないのかな…)
そこでマスクをしてドラムを叩く時の注意点をご紹介。では本題に。
結論→口呼吸に注意
今回の結論というかポイントとしては「口呼吸にならないように注意!」です。
というのもマスクをすると取り込める空気の量が格段に減ります。
すると少しでもたくさん空気を取り込もうとどうしても口呼吸になりがちです。
後で詳しく書きますが口呼吸になると、脱力ができなくなりドラムの演奏がどんどんイマイチになってきます。
というわけで以下で詳細について書いていきます。
鼻呼吸と口呼吸
なぜ口呼吸でドラムを叩いてはいけないのか?ということですが、口呼吸は浅い呼吸だからです。
浅い呼吸だと身体全体の動きが使えなくなるので、手先や足先のドラムとなります。
そうなるとグルーヴ感も出ないし、音にも説得力がなくなるし、疲れやすいし怪我するし…みたいな事が起きます。
一方で鼻呼吸はざっくりいえば「腹式呼吸」のことなので、こちらがドラムのときの基本となります。
ドラムに限らず他の楽器も、スポーツや武道も…身体を大きく使うものはほぼ鼻呼吸だと思います。
*ただし口から息を吐く管楽器についてはちょっとわかりませんので悪しからず。
どうすればいいのか?
ではどうすればいいのか?ということですが。
これはもうこまめに自分の呼吸を観察して口呼吸になってたら戻すしかないですね。
マスクをしないといけない状況をなげいても仕方ないので、自分の呼吸を改めて見直す良い機会と考え直すしたないですね。
あと周りのメンバーに表情がわかりにくいので、ドラム中の動きは多少大げさにした方が意思疎通は取りやすいですね。
その他は室内の温度を下げるとか(これはこれで寒くて辛いのですが)
あとマスクは不織布タイプはやめた方がいいです。
過去記事で紹介したPITTAみたいな繰り返し洗えるタイプの方が通気性はまだマシです。
あと、叩いているとマスクがだんだん下にずり落ちてきます。
鼻を出してマスクをし続けるのも微妙なところがあるので、片手でドラムを叩ける練習はしといた方がいいです。
これは慣れればなんて事ないのでオススメです。過去記事にも書きましたがスティックを落としたときにも使える技です。
終わりに
というわけでなかなかドラマー泣かせの時代になりましたが、それでもバンドで音を出すのは楽しいのです。
なんとか工夫をしてやっていくしかないですね。
ちなみに、世間的にコロナが知られ始めた時にマスクについて書いた記事もあります。興味ある方はこちらもあわせてご覧ください。
ではでは。