ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

ドラムの表現力の要…ドラマーが「音色を叩き分ける」ときのコツとは?

 
  2019/01/24
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

今回はドラムの話。テーマはドラムの「音色」について。
 
過去記事でもドラムの音色については何度か書いてますが、これはギターで言うところの「トーン」、ピアノで言えば「タッチ」に近いイメージかなと思います。
 
 
ただドラムの初級から中級レベルあたりの段階だと「ドラムって打楽器なんだから音色もクソもないでしょ…」と思っている方もいるかもしれません。
 
なので今回はこの「ドラムの音色」というものについて、実用的なお話を踏まえて噛み砕いてご紹介したいと思います。
 
ということなので、今回は「ある程度手足は重い通りに動かせるようになったけど…プロなどの上手い人と”何かが”違う」とお悩みの方に向けて(そう、うまい人は音色も操っているのです)。
 
では本題に。
 

最初に理屈っぽい話

先に理屈っぽい話をすると(なので興味ない方は読み飛ばしてください笑)、打楽器の一発の音ひとつ取っても、そこには色んな周波数の音が色んな大きさで鳴っています。
 
これを、図にしたのが「周波数スペクトル」というものです(この動画すごくわかりやすい!)。
 

 
そして音色というものはまさにこのいろんな音の配分です。工学系の大学の方はおなじみのやつなので、もし知っていたらこちらからの理解が効率良いでしょう。
 
 
ただ、「スペクトル?何それ?」という方もいると思うのでわかりやすくいうと、ドラムの音色とは、「音の強さ×音の硬さ」でイメージできると考えるとわかりやすいかなと思います。

 

 

音色の4分類とは?

ただ「音の硬さ」というイメージに馴染みが薄い方もいると思いますが、例えばドラムをスティックで叩いた時とマレットで叩いたときとかで考えると、スティックの方が「ジャリジャリと硬い音になると思いますが、そんなイメージです。(実際に違いを見てみたい方はこちらの動画を参考にしてみてください)
 

 
 
これを踏まえてさらにわかりやすく4分類するとこんな感じ。
 
①大きい音&硬い音
②大きい音&柔らかい音
③小さい音&硬い音
④小さい音&柔らかい音
 
まぁ実際は中間の音もあるのでこのようにパッキリと4分類するべきではないのですが、わかりやすくいうとこんな感じです。
 
ただこれだけ書いても非常に抽象的なお話なので、実際の演奏の仕方を交えて書いてみましょう。
 

スティックで4種類の音を出す

①大きい音&硬い音:
これは簡単に言えばフルパワーでぶっ叩いた時の音です。爆音な音楽をやる時によく出す音ですね。腕をブンブン振り回してガシャガシャ叩く音なのでイメージしやすいかなと思います。
 
②大きい音&柔らかい音:
これは①と相反しているようでイメージしにくいと思いますが。ジャズなどのアコースティック系の音楽で、レンジの広い音楽をやる時に「一発ドカンと大きい音」を出す時に使うと思います。
 
やり方としては身体の芯で、腕の振り幅を少なめに鳴らす感じですね。
 
③小さい音&硬い音:
小さい音で硬い音は、16ビート系のしっとりした遅めの感じの曲で使います。要は大きい音だと主張が強くなってしまうので、小さくて硬い音は結構使います。
 
コツとしてはこのように人差し指をキュッとスティックに当てると音が締まります。
 
 
④小さい音&柔らかい音:
小さくて柔らかい音は、バラードのAメロなど、静かでしっとりした時などに使います。奏法としてはなでるようにそっと叩く感じになります。これだけ書くと簡単に聞こえますが、ちょっと気を抜くとドラムがモタってアンサンブルの後ろに引っ込んでしまうので、微妙なさじ加減が必要となります。
 
 

終わりに

 
というわけで、今回はドラムの音色について書いてみましたが、最後に加えて大事なことを。
 
それは、「耳で聴いた感じ」のみ頼ると、バンドで合わせて音を出した時にまた聴こえ方はが違ってくること。なので、叩いた時の「触角」というか「身体の感覚」も同時に覚えておくといいと思います!ではでは。
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