ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

「ドラムで個性を出す」ということを考えてみた

 
  2019/01/15
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

今回のテーマは…「ドラマーの個性」。

というのもドラムに限らず楽器がある程度できるようになってきた人が憧れることの一つとして「”その人にしか出せない個性”というやつを自分も出したい!」と思う段階がくるのではないかと思います。

よく日本や世界レベルで著名なドラマーの場合は「スネアの音を一発聴いただけでその人とわかる」みたいな話がありますが。そこまでいってしまうと話が私の手に負えないので…今回はもうちょっと具体的なレベルに落とし込んだお話をしたいと思います。

ただし私が現時点で考えていることなので悪しからず。では本題に。

ドラムはそもそも個性が出しにくい?

まずバンド系の楽器でいうと圧倒的に個性が出しやすいのがボーカル。歌声は生まれ持っての財産なのでむしろ個性を出すなという方が無理なもの。

次点は賛否両論あると思いますが…音域やエフェクターの選択肢が豊富でかつフレットの押さえ方やピッキングという打楽器的な要素もあるギターでしょうか。そして、逆に音階がない楽器であるドラムは個性が出しにくい部類のジャンルに入るのではないかと思うのです。

フレーズで個性は出せるか?

というわけでここからは「ドラムで個性を出すには?」ということを考えていきたいのですが、割とわかりやすい話としてフィルイン(オカズ)のオリジナリティというものがあります。

これは例えばスティーヴ・ガッドやマイク・ポートノイがルーツとなっている以下のようななフィルインですね。

www.youtube.com

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たしかにこれは聴くだけで「ドラマーそのもの」がわかる強烈な個性のもの。

「じゃぁそんなフィルをつくればいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、ロック・ポップスドラムの歴史を考えた際に…ドラムが複雑になってきたのが1980年代あたりとすると、根っこの部分はもう出尽くしているのではないかというのが私の見解。

一応ジャズドラムとかから引用すれば複雑なのはつくれるかもですが、曲にカチッとハマる個性的なフィルを作るのは、このご時世にオーソドックスなコード進行でヒット曲を作る並みにに難しいのではないかと。

 

ドラムで個性はだせない?

という身もふたもない話をしましたが…ではどうするのか?ということですね。

一応「個性を出す」方向性としては以下のあたりでしょうか。

①動画(映像)込みでの「個性」を出す

今は動画ありきの時代なので、演奏も聴くだけでなく見て楽しむのが主流の時代。ドラムは確かに音だけで言えば音階がないので個性が出しづらいですが、動画で考えた場合は動きが多い分、叩いている姿で個性を出すという可能性はあります。

そして叩いている姿でどのように個性を出すか?についてですが。まず衣装やドラムのセッティングを個性的というか、奇抜にするのが手っ取り早いですが…それよりもまずは「楽しそうに叩いている感じが伝わる」のが一番見ている人には訴えかけるのではないかな、と思います(別に苦しそうでもいいんですけど笑)。

②個性を一旦ゼロにしてシンプルなリズムを徹底的に追求する

もう一つは、逆に個性を一旦ゼロにリセットすると何か見えてくるものがあるかもしれません。例えばシンプルなエイトビートひとつでも、ドラムの機材やチューニング、スティック、身体の使い方などでいろんなバリリエーションがあります。とはいえこれで個性を出すのも大変ではあるのですが、フレーズで個性を出すより今の時代には即しているのではないかなと思います。

そしてこれを磨き続けることで、どこのスタジオやライブハウスのドラムセット叩いても「あの人のドラムの音!」と言われるようになったらしめたものです(まぁこれも難しいんですけど…)。

終わりに

というわけで改めて今回の内容を総括すると…

「フレーズやセッティングで個性を出すのはもう難しくなってきたので、一旦基礎に戻りつつドラマートータルとして個性を出してみてはいかがでしょうか」、ということですね。

要はマザーテレサ(だったかな?)のこんな言葉もありますが、自分が毎日どう過ごすか?という部分が大きくドラムにもでるのかなぁ…ということでしょうかね。

www.compass-point.jp

これ以上書くと話が大きくなり収拾がつかなくなりそうなので今回はこの辺で笑

ではでは。

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