ドラム×メンタリズム?~スティックのしなり感を意識しよう~
私事ですが結構趣味で心理学系の本を読むのが好きで、
最近またひょんなことからメンタリストDaiGo氏の著作や動画に触れる機会が多くなっていまして、(最近のお勧めはこれです)
メンタリズムが意外とドラムにも応用できるので今回はここでシェアしたいなと。
まず、いきなりですが「フォーク曲げ」についてです。
もちろん、私はフォーク曲げはできません笑。
DaiGo氏はフォーク曲げのからくりについていくつか解説していますが、
その中の一つに
「指の筋肉で曲げない」
ということをいっています。
要は、手先、主に指の筋肉って小さい筋肉なので、フォークのような金属製の堅いものを曲げるのは難しいわけなのですね。
ではどこの筋肉を使うというか?というと、
大きくて、鍛えやすい筋肉…そう、背中の筋肉を使うということらしいです。
これをドラムに置き換えると…まったく同じことだと思うのです。
ドラムを叩くうえで指先ってとても大切なんですけど、
その大きな役割は、あくまで「音色をコントロール」するためであり、
音量を出すところではないのです。
じゃあ音量はどこで出すかというか?というと、
フォーク曲げと同様に
「大きい筋肉」=「背中の筋肉」
で出しているわけです。
一応補足しておくと、Daigo氏がいう「背中の筋肉」が厳密にどの部分を際しているのかはわかりませんが、少なくともドラムを叩くときは、「胸筋」や「腹筋」はさほど使わないので、共通点はかなりあると思います。
まぁ筋肉の使い方の話の詳細は長くなるのでこの辺にしておいて…
フォーク曲げの話に戻りますが、フォーク曲げのコツのもう一点として、
「金属の性質を知る」
ということらしいです。
つまり、曲げようとしているフォークはどのように力をかけたら曲がるのか?
というのを
瞬時に判断することだそうです。
だとしたら、これはドラムスティックの材質を熟知していなければいけないのか?
ということなんですが、
もちろん知っているに越したことはないのでしょうが、
ポイントは、「スティックのしなり感」
なのではないかと私は考えます。
「ドラムスティックみたいな太い木の棒がしなるわけないだろ!」
と思う方もいるとは思いますが…
「演奏中にしなっているかの様に感じる」ことができているときって、
自分の身体そのものの重さをうまく使えているときなのかなって思います。
それなので今自分の使っているスティックについて、
どのように身体を動かせば「スティックのしなり感」
が出るのかをいろいろ研究してみることはいいことだと思いますね。
ちなみに、以前の記事で書いたアヘッド社のスティックは素材が合金なのでこの
「スティックのしなり感」を感じることは結構難しいように私は思います。
そんなわけで今回はこれでお終いです。
ではでは。