スタジオやライブハウスでドラムを叩くときに「持っておきたい」持ち物とは?

はじめに
今回はドラムのお話。とはいえ奏法の事ではなく「ドラマーの持っておきたい持ち物」についてです。
ご存知、ここはミニマリストブログなので「持ち物は減らそう」というスタンスで日々やってますが、とはいえ必要なものあるのでそこは仕方ないことなんです。
ここで大事なのは「その場で借りればいい」と他人をアテにしない事。
もしなかった時は結構シャレにならなかったりするのでなるべく自分で持ち歩きましょう笑。というわけで本題に。
ガムテープ
なにはともあれガムテープは役に立ちます。ドラマーといえばガムテープです。
ガムテープは大体のライブハウスやスタジオに置いてはありますが、できれば自分用に持参して演奏が終わるまで手元に置いておくといいですね。
それではその使い道をご紹介。
①ミュート
打面に貼ってミュートするのに使います。これだけだと普通の話ですが。
リングミュートの場合、スティックに引っかかって落ちることがあるのでその、固定用としても使えますね。
②ツインペダルの左足のズレ防止
ツインペダルの左足は普通は突起があって滑らないようになってます。しかし万が一、床ががツルツルしていると意味がありません。
ツインペダルが演奏中にずれていくとイライラして演奏になりませんので、その時は無理矢理固定するのに使います。
③楽譜を止める
曲を完全に覚え切れていない時は楽譜なりカンペを使いますが、これを譜面台に置くとバンドの演奏の振動で良く落ちるんです。
譜面台は会場によっては何とも頼りない骨組みだけのものもあるので、それだとほんとに良く落ちます。
また譜面台が、あるだけマシで置いてないこともあります。そんな時はドラムのスタンドのどこかに譜面を貼るわけですね。
そんなときにもガムテープは必須です。
チューニングキー
つぎは当たり前ですがチューニングキー。これがないとチューニングやペダルの組み立てができません。
チューニングキーは画像左のみたいに取っ手が大きいものが使いやすくてオススメです。
しかし、これを一個持っておけば大丈夫かというとそうでもないんです。
なぜならチューニングキーはよくなくなるからです。ギタリストがピックやチューナーをよく無くすのと似てますね。
なのでチューニングキーは安い予備のを持っておくといいですね。
ただおそらくは会場には置いてあるだろうし、ライブだったら他のドラマーに借りれば済むかもしれませんが、ドラムを叩く時はなるべくいつもの自分のペースを崩さないほうがいいのです。
こういう自分への気配りが、ささいなことですが大事だったりしますね。
ペダル用の工具
最後にフットペダル用の工具。フットペダルには小さい穴がある部分があります。
この穴が緩む事がまれにあります。
もちろん事前に確認しておくに越したことはないですが、万が一ということはあります。なので小さいドライバーを持っておくと安心です。
これは100均とかで、売っているドライバーセットの一本だけ持っておけばいいのでそんなに荷物にはなりませんしね。
おわりに
というわけで今回はドラマーの持ち物についてお話ししましたが、これってちょっと旅行の持ち物に対する考えと似てますね。
要は現地調達できるものはなるべく持っていかない、もしくは忘れてもOKということですね。
幸いライブハウスやスタジオがあるところは繁華街が多いのでコンビニや薬局は事欠かないでしょう。
なので、ガムテープなんかは現地調達でも大丈夫です。自分の手元に置いておくことが大事なので。
さっきも書きましたがこの様に準備を綿密にしてなるべく不測の事態を避けて、落ちついて演奏ができるという事が大事です、ということを今回は書きたかったのです。ではでは。