ドラマーが歌えることのメリット⑤~ドラマーが歌っている作品紹介~
さてさて4回にわたりドラマーが歌えることのメリットを書いてきましたが、
今回からは補足的な感じで、細かいトピックを書き連ねていこうかと思います。
【ドラムを叩きながら歌う練習法は有効なのか?】
これに関しては、一度やってみるといいと思います。ただ、両方完璧にこなすことは難しいと思います。
なぜかといえば、前前前回の記事の「ドラマーが歌えることのメリット②」でも書きましたが、ドラミングのブレスのポイントと、歌のブレスのポイントは完全に一致していないと思われるからです。
ただ、この練習が無意味だというわけではなく、歌モノなら「歌詞」や「歌メロ」、インスト曲なら「メロディ」をつぶやきながら叩く練習は有効かなと思います。
これは曲の雰囲気を理解しながらそこにどうやってドラムを乗せていくか(つまりドラミングのブレスのポイントや、フィルインなど)を考える手掛かりにもなるし、変拍子の曲だと曲を見失わないために、という目的もあるので。
まぁ、実用的に考えてドラムを叩きながらメインボーカルをする必要に迫られている人もそんなにはいないかとおもいますが…
もし歌いながらドラムを叩くことをやりたければ、それに特化した練習メニューを自分で組んでやってみるといいのではないかと思います。
つまり、歌メロのブレスのポイントと、ドラミングのブレスのポイントの両方が身体に染み込むまで落とし込むという作業ですね。
もしギターが弾けるのであれば、カラオケでギターの弾き語りの練習をしてみると、それがドラムの叩き語り?にも応用できると思います。
【歌いながらドラムを叩いている有名ドラマーはいるのか?】
まずは、ドラマーがボーカリストになった例は探してみると結構あります。
つまりドラムを叩きながらは歌っているわけではなく、ライブの時はドラムは他のドラマーに任せて、歌に徹している作品ですね。
もちろん、メロディ楽器ではないドラムで曲は作れないので笑、
ギターや鍵盤、PC等で曲を作ってはいると思われますが、
なんかドラマーのつくる曲って、メカニカルというか、構造の美しさを感じてなかなか趣深いですね。
やっぱり、メカニカルなものに魅かれる人がドラマーになるからなのでしょうか?
(因果関係は謎ですが…)
まず世界的な成功例はやはり、ここちらでしょう…奇しくも伝説のバンドNirvanaのカート・コバーンの死がきっかけとなって誕生した「Foo Fighters」
意外とこんな大御所も歌ってます
邦楽の有名どころではではこちらですかね…
まずはラルクアンシエルのドラマー・Yukihiro氏のソロプロジェクトです
こちらは、SIAMSHADE&Bull Zeichen88のドラマー・淳士氏のソロアルバム
そして、日本のクリスマスの曲といえばこれ!というまでに、誰もが知っているこの方もそうですね
次に話を移して、ドラマーでコーラスを取っている場合はたくさんあります。なのでここでは割愛して…
私の好きなプログレッシブロック畑からいくつかご紹介しましょう。
と思ったのですが、文字数の都合上いったんここで終わりにします。
次回は続きの内容です。
ではでは。