ドラマーがスティックをたくさん持ち歩いた方が良い2つの理由とは?

はじめに
今回はドラムの話。
今回のテーマは「スティックは最低8本持ち歩こう!」です。
まぁこの8本という数字は物の例えではありますが笑、要は自分の使っているスティックは同じものを8本くらいあったほうがいいのではないかと思いまして。
そしてそのメリットは以下の二つ。
- リハーサルやライブでの手汗対策
- スティックの重さのバランス対策
ということです。なので自分のドラミングで行き詰っている部分は、意外とこの「スティックをたくさん持つ」ことにヒントがあるかもしれません。
それでは順に書いていきたいと思います。
①リハーサルやライブの演奏中での手汗対策
まず結論をいうと、「スティックを常に8本くらい用意して、手汗が出てきたり、手のひらに熱を持ってきたら、曲間でスティックをマメに変える」ということです。
また、一つ曲が長い曲の時は、曲中のドラムが休みのパートでさっと変えるというのも有効だと思います。
もちろん手汗はかかないに越したことはないのですが…それでも状況によっては手汗をかいてしまうこともあると思います。
そしてスティックを変えると何がいいのか?ということですが。
スティックを変えると新しいスティックの持つところはヒンヤリと乾いているので…スティックを変えることで手汗が止まったり、手のひらの熱が引いたりして、スティックが滑ることを気にしなくて大丈夫なわけです。
その時に、おすすめなのが、ニスが塗ってあるスティック。
私の愛用しているデニスチェンバースモデルのスティックはニスがたっぷり塗ってあるので持ち変えると、熱を持った手のひらの感覚をリセットできます。
②スティックの重さのバランス対策
つぎはこちら「スティックの重さのバランス対策」です。
要は木のスティックは使っていくと削れていくのですね。
もちろんこうなると折れやすいというデメリットもあるのですが、スティックの重さもかなり変わります。
そうなると新品のスティックと比べて、先端の重心が軽くなります。
叩きくらべてみると結構わかりやすいのですが速いエイトビートなどはだいぶ感覚が変わってきてしまいます。
ある程度なれている人なら問題ないかもしれませんが、例えば削られすぎたスティックで速いエイトビートに慣れてしまうと、新品のステックが重く感じますし…とにかく演奏中は他にも気を配ることが沢山あるので、なるべく気にしなくて済む部分は気にならない対策をした方がいいのかなと思います。
なので、スティックは常に8〜10本をまんべんなく使いまわして…。
あまり特定のスティックが削られすぎる状態まで使い込まずに買い替えるのが理想…ではあるんですけど、それなりに予算はかかるのでお財布と相談してやってください笑。
おわりに
というわけで今回はスティックの所持する本数について書きました。
私は最低8本同じスティックを持ち歩いていますが、効率の面からでも一曲にそんなにボロボロスティックを落とすことは考えにくいので、4本くらいでもいいわけです。
それなのになぜスティックはたくさん持ち歩いた方がいいのか?ということのメリットについてお伝えしたかったわけです。
ではでは。