ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

ドラムソロとゲシュタルト心理学~「図と地」~を利用する方法

 
  2019/01/23
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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今回は再びドラムソロのお話です。

先日、モーションブルー横浜に菊池成孔ダブセクテットのライブを見に行きました。(奇しくもこのライブが解散ライブだったようで…残念)。

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ちなみにモーションブルー横浜は横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫の一角にあるライブハウスで、その海に面した立地も含め、ライブハウスへの行き帰りも含め、「音楽に浸る」という非日常の体験を演出してくれる東京近郊では稀なライブハウスなのでたまに行ったりします。

www.motionblue.co.jp

で、そのステージで久しぶりにジャズドラムのドラムソロを見たのですがそこで気がついたことを少し。

まずドラソロで煮詰まってる人は絶対ジャズドラムのソロをコピーした方がいいと。というのも一昔前…だいたい15年くらい前まではツインペダルを使った両手両足のコンビネーションフレーズも今ほどやっている人がいなくて、

ソロの時にインパクトがありましたが。(結構、実力以上に上手い印象を与えられました笑)

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しかし、今はみんなやるようになり昔ほどインパクトがなくなってしまいました。そこでジャズのドラムに学ぶところが大きいのですが。

ジャズのドラムセットは通常クラッシュシンバルも一枚という本当にミニマルなドラムセットで多彩な表現をするという部分で、本当に学ぶところがあります。

ではなぜミニマルなドラムセットで多彩な表現が出来るのか?と私なりに考えてみたところ、ゲシュタルト心理学にそのヒントがありました

ゲシュタルト心理学がなんなのかはこの際はどうでもいいのですが、このルビンのツボという図は見たことあるのではないでしょうか。

 

このとき、どちらに意識を向けるかで見え方が変わります。ゲシュタルト心理学では意識を向けない方を「地」、意識を向ける方を「図」と呼びます。二つひっくるめて「図と地」と言ったりします。

そしてその「図と地」をドラムソロで作りだすとジャズドラムのエッセンスが表現できます。

つまり、「地」の方はシンバルのサスティーンやスネアドラムのロールや ゴースト音など、うっすらと何かがなっている状態のことを指します。ついでにいうとジャズ用のドラムセットのバスドラムは表面に穴があいてない、つまりサスティーンが長くなってます。

この「地」の上にアクセント、つまり「図」として他のパーツを鳴らしていきます。
これができると、ロックのドラムソロでもコンビネーションフレーズだけに頼ることなく多彩なソロを作るのに役立ちそうです。

ただし、上記に書きましたがロックドラムとジャズドラムのドラムセットは性質が違う、つまりロックドラムのドラムセットのチューニングというか音作りは残響が短いようになっています。なのでその違いは押さた上で組み立てるといいかと。

この「図と地」を意識するメリットとしては、ドラムソロで陥りがちな精神状態、つまり、

「もっと叩かなきゃ」、「音数を埋めなきゃ」
という気持ちが落ち着いて、音楽的なソロができるということでしょうか。

ドラムソロは自分一人なのでどうしても音の空白が気になりがちではありますが、この「地」を作り出しておけば、音の隙間は埋まるし、叩き過ぎて疲れていないからこそここぞというときに叩けるわけです。

というわけでなかなか抽象的なお話になってしまいました。

ではでは。

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