コロナによるロックダウンに備えて…野菜を備蓄したい人におすすめな食材はコレ!

はじめに
さて今回はミニマリストな食のお話。こんなご時世にドラムの話ばかり書いていても果たして読む人はいるのだろうか…?と思い、今回はミニマリストネタです。
「ミニマリストは災害に弱い」と言われますが、ミニマリストは「生活の身軽さ」を身につけているので、環境の変化には強いのではないかとも思います。
要はいつPCとスマホ以外がなくなってもいいような、心構えで生活しているわけですからね笑。ご存知の通りコロナが猛威を奮っていて、首都東京もロックダウンの可能性が出てきました。
いざロックダウンが実施されると、スーパーに買い溜めのための買い出しが殺到して、そこでの感染のリスクが危険視されております。
また最近の買い溜めのニュースなどで「インスタントラーメン」や「レトルト食品」が減っているとの報道があります。
そのニュースを聞くたびに思うのですが、その大量に買いだめした食品の行き先は「大量に食べる」か「賞味期限が切れて廃棄する」かの二択なわけです。
もちろん私もインスタント食品大好きです。作る時間も一瞬だし、あのジャンキーな味も大好きです。お酒のつまみにもぴったりです。
過去記事にも書いた「角打ち」などでは、安いカップ酒をおともにそのジャンキーさを存分に味わったりしています(でも当分行けないだろうな…)。
しかし、最近こんな本を読んでたりもして。
ミニマリスト界隈ではご存知・高城剛さんが「デトックス」について書かれた本なのですが、これを読んでいると、インスタント食は程々に控えないといけないなと痛感。
まして仮にロックダウンで外出が禁止もしくは制限されると、当然自炊して過ごすわけです。そのくるかもしれない自炊生活に備えて、「いざ食糧の備蓄を!」と思った時に困ることが一つ。
そう「野菜はどうする?」ということです。
タンパク質は最悪、缶詰があるし、味噌もあります。しかし生の野菜は冷蔵庫の場所を取るし、何より長期保存できない。
そんな時にとても便利なものがあるので、ここでシェアしたいと思います。
多分ロックダウンの直後だけ数日持ち堪えれば人心や流通も落ち着くでしょうから、数日は完全に家から出なくてもいいだけの備蓄があればいいと言う考えのもとに書いていきます。
非常食に最適なのは「乾物」
結論を先に言うと「乾物」なんです。
これは乾物には、メジャーどころで言うとわかめ、お麩、切り干し大根、大豆…などがありますがこれはいわば昔から伝えられてきた「日本式インスタント食品」です。
そしてこの乾物は「野菜」が多いので、いざと言うときの野菜の保存食になりうるのです。もともと昔は冷蔵庫なんてなかったわけなので、その時の食糧を備蓄しておく知恵なわけですね。
これが回り回って、この令和のご時世にうってつけのものとなったのではないかと。
おまけに、干すことでいろんな栄養価も上がり、食べるほどに体内の栄養価が損なわれていく、インスタント食品と真逆です(でもインスタントも好きですよ!)
ただインスタント食品と違うのは、水で戻しても当然ながら味はついていません。
なので、そこはもう一手間、自分で味を足さないといけないのですが、外出禁止とかになったら時間はたくさんできると思うので、今後に備えて乾物料理を研究してみるのも面白いですよね。
ちなみに私はやったことありませんが、釣り用のネットを使えば、ベランダでも乾物が作れるらしいですよ!
乾物を上手に使うためのバイブルをご紹介!
ただ普段使わない人にとってはこの「乾物」というやつがどんなものかイメージしにくいかもしれません。
そこで過去記事でも紹介した、料理研究家「魚柄仁之助」さんのベストセラー本「ひと月9000円の快適食生活」がおすすめ。
この本は「一ヶ月9000円の食費で添加物などの心配のない安心した自炊料理ができる」レシピがびっしりと書いてあります。
私は魚がおろせないので「全部再現できます!」とは言えませんが、要は「自炊の勘所」と言うか「自炊のアイディア」をいただくには良著だと思います。
そして面白いことにレシピ本ながら写真が全くない笑。
ただ写真付きのレシピ本って「作らなきゃ」みたいにソワソワと落ち着かなくなったりしますが、これは魚柄さんの味のある語り口が心地よく、普通に読み物としても読めますね。
もちろん他の本には写真がたくさん載っている本もあるので、気になった方はAmazonでどうぞ。
乾物は簡単!
で、本書の中からちょっと紹介します。
乾物の料理は意外と簡単。例えば、切り干し大根。
これは「水に一晩つければ、ぎゅっと絞って醤油をかける」だけです。
また「切り干し大根はカルシウムが普通の大根より高い」ので、「サプリだけでカルシウム補えるかな?」と思っている人にはうってつけでしょう。
もちろん他の料理にちょっと入れても応用が効くし、私のような酒飲みは味を濃いめにすれば良質なおつまみにもなります。またちょっとした炒め物にも乾物を入れると味わいが深くなります。
魚柄さんはスルメを入れることを勧めていますが、お麩とか入れてトキ卵をさっと入れれば沖縄風なチャンプルーがすぐに作れます。
誰が言っていたか忘れましたが、料理は「塩味」と「旨味」があれば成立します(phaさんのブログだったかな?)。この「旨味」を出すために粉タイプの調味料をぱっぱと入れるわけですが、これはずっと使い続けていると飽きます。
なので、乾物を入れるといろんな味わいが作れて飽きがこないし研究してみても楽しいですよね。
終わりに
と言うわけで今回はミニマリストな食の記事でした。
なかなか気が滅入る報道が続きますが…自分の力でどうにか出来ないところにエネルギーを注いでも仕方ないので、自分の生活をじっくりと見直す機会なのかなと思います。
そしてその生活の見直しのヒントは今回の「乾物」のように、「昔の日本の生活」の中に隠れているような気がしますね。よければご参考までに。ではでは。