「エントロピーの法則」から学ぶ…ミニマリストの服の断捨離のコツについて

目次
はじめに
最近ドラムの話が随分続いたので今回は久々ミニマリストのお話。
テーマは「服のミニマリズム」について。
…というのも私も2015年からミニマリストをやってますがミニマリスト的には家電などと違って、やはり服と本の管理が難しいんです(ちなみに画像はイメージです)。
そこで今回は服のミニマリズムに取り組んでみてわかったことをまとめてみたいと思います。なのでミニマリストに限らずとも「服を整理してスッキリしたい」方のご参考になればと思います。
非常にとりとめのない役に立つかも疑わしい話題で恐縮ですが…本題に。
結論→結局「買って処分」を繰り返す
多分理想的な形としては「大量の服を処分する→その状態をキープ」という形が理想なんですけど、なかなかそれは難しいということです。
なのでミニマリストの服の断捨離は、最初に大量の服を処分した後も「買い足して処分して」を繰り返していきながら徐々に「本当に自分の好きなものを厳選していく」という状態に行き着いていくのかな…と思います。
なのでミニマリストはお金がかからないとは言いますが、なかなか服に関してはお金がかかってしまうのかもしれません。
もちろん「服は着れればいい」という価値観の人にとっては「一回の断捨離で処分してOK」ということもできるかもしれませんが、ある程度服装にこだわりがある人はこれをするのがなかなか難しい。
つまり「服が増えたり減ったりする”余白”は持っておいたほうがいい」ということですね。
服は増えていくのは「エントロピーの法則」があるから
で、ちょっと話を進めていきます。
先ほど「服好きは一回断捨離しただけではミニマルな服装を維持するのはむすかしい」と書きましたが、この根拠は単なる私一人の個人的な経験や主観というわけではないということでありまして。
これは「エントロピーの法則」という法則で説明できるところがあるかなと思います。これは物理学でよく使われる法則でありまして簡単にいうと、「物事は放っておくと、秩序から無秩序になっていく」という法則です。
一番わかりやすい例としては「部屋はほっておくと散らかる」という現象はこの法則で説明できます。
これを今回の「ミニマリストの服の断捨離」に当てはめていうと、服にこだわりがある人は「服を選ぶこと」「服を買う」ということが好きなので、一度断捨離しても、しばらく放っておくと服がまた増え始めていくのはこの法則で言えば自然なことではあります。
なので「再びある程度服が溜まってきたら、また断捨離」というプロセスを繰り返して、自分の気に入る服を厳選していけばいいのではないかと思います。
それこそ服というのはこの世の中に無限の種類があるので、なかなか気に入る服はドンピシャで見つからないですしね。
服を増やさない工夫のあれこれ
ということを踏まえて、「それでも服を増やさない」にはどうすればいいか?ということを書いてみたいと思います。
服が増える要因としては「季節のしばり」と「コーディネイトのバリエーション」が原因となってきますこれを踏まえていくつかご紹介します。
①全シーズン着れない服は極力買わない
1番のポイントは「全シーズン通して着れない服は極力買わない」ということです。
例えばクーラー対策とかでちょっと上に羽織るカーディガン的なものはついつい増えてしまいますが、「真冬に重ね着できるデザインか?」は常に吟味した方がいいでしょう。
また短パンや厚手のズボンなど、「夏や冬だけにしか履けない」ボトムスは確実に服が増える原因となります。
②シャツはVネックがオススメ
クルーネック(丸首)は痩せ型の人には首回りの貧相さを補える便利なアイテムですが、ワイシャツやカットソーの下に着ると襟足がはみ出てしまうので、これも服が増える原因となります。
なので、Tシャツは基本的にVネックがオススメです。これだと夏に着ていたシャツを冬にはインナーとして重ね着できます。
③色は2色が理想、柄物はNG
服の色は増やしすぎるとコーディネイトが複雑になり、さらにそこに柄物が加わるとさらにコーディネイトのバリエーションが膨らんでしまいます。これが服が増える負のスパイラルです。
さらに服好きはどうしても「収集癖」が発動してしまい似たような色の服がどんどん溜まっていく危険性があります。
例えば「白×紺」や「白×黒」などがやっぱりオススメです。
終わりに
というわけで今回は軽めの記事を書こうとしたらなかなかの文字数になってしまいました。
最後に言えることは「服は絶対少ない方がいい!」ということです。これは特にミニマリストでなくても「服が少ないとオシャレになる」法則がありますので。
ではでは。