ドラムを叩くミニマリストのドラムレッスン

ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。ときどきミニマリズムの話。

ドラム

ドラマーなら知っておきたい?身体のこと②~音符を「置く」ドラミングには要注意~

投稿日:2017年7月2日 更新日:

というわけで演奏家とトレーニングの関係について前回の結論をもう一度。

①身体の動かし方を脳にインプットする
②持続した運動に耐えうる身体を作る

この2本立てでやることを提唱してみました。

そして今回はこの続きですが、今回はドラマーの場合によせて考えてみましょう。なお今回も私の経験談と、他から聞きかじった話ですので悪しからず。割といい話だと思うので笑よかったらお付き合い下さい…

まず①について。これはもちろんドラムを叩くのが最良のトレーニングかと思いますが、意外とここに落とし穴が。というのも学生時代、というか身体の成長期に運動習慣ができてない人は身体を動かす基礎が出来ていません。

なのでこの状態でいくらドラムを練習しても、まぁ断言はできませんが、「音符を置く」ドラムのまま(悪い方向に)固まってしまう可能性があります。

「音符を置く」とは何かというと、個人練で曲に合わせて練習する分にはある程度、曲というレールがあるので、そこに合わせて叩く、

つまりイメージとして音ゲーのスクロールして流れてくる画面のタイミングに合わせてボタンを押す(ドラムマニアなら実際に叩きますが)でいいのですが…イメージとしてはこんな感じですね。

www.youtube.com

【スポンサーリンク】

 

ところがスタジオ練習の様に普通に曲を演奏する場合は当然ながらそのレールはないわけで、自分達で曲の流れを作っていかないとダメなわけです。

この辺はバンドで合わす際の方法論も絡んでくるので、今回は話を簡単にするためにドラムだけに絞って考えますが、この「曲の流れを作るのに大切なもの」が身体を動かす基礎なわけです。

イメージとしては、トンネルを通すために道も何もないところを掘り進んでいく感じですかね。なのでちょっと話がそれますが今現在バンド活動がなくて個人練だけをずっとしていて、曲に合わせるのがどんどん上手くなっていったとして、自分は上手くなったという感覚を持つのはとても危険なことかもしれません。

要は元からあるレールに音符を置くのと、何もない空間に自分で音の流れを作っていくの感覚とは全く別物と考えた方がいいでしょう。なので、ドラムの力を落としたくないけどバンドも無いし…という人は誰か演奏する知り合いを見つけてでも定期的にスタジオに入るといいかもしれません。

(ちなみにネットを探すと、ジャムセッションをするサークル的なものがちょこちょこありますが、団体によっては参加者が多いと、参加費は払ったものの自分の番がなかなか回ってこなくてずっと待ってるだけみたいなこともあるので…参加するときはその旨を主催者に確認するといいと思います)。

というわけで、この「音の流れを作る」というイメージがグルーヴという言葉そのものを言っていると考える人もいるかもしれませんが、私は別物というか、分けて考えるとイメージしやすいかなと。つまり…

・音楽の流れを作る=トンネルを削り始める瞬間
・グルーブ=トンネルの削り方そのもの

みたいな感じでしょうか。筋トレの話から始めたのにまた話が脱線してしまいました…

一旦区切って②の話は次回に回します。

ではでは。

スポンサードリンク




スポンサードリンク




-ドラム

執筆者:

関連記事

いろんなバスドラムを鳴らしておこう①~「ドラム耳」の鍛え方~

今回はドラムの概論的なお話。私は(自称)ミニマリストという立場でこのブログを書いておりますが、このブログを始めた当初は、自分の機材を持たないでいかに備え付けのドラムセットを使うか?なんていう話をよく書 …

手数・音数は多いけど何か演奏が「バラバラ」しているとお悩みのドラマーに向けて…「体軸の鍛え方」とは?

はじめに 今回はドラムの話。テーマは「体軸」です。つまり、ドラムを習得するうえで、シンプルなビートを叩くだけの段階から…ツインペダルにしたり、フィルインの手数が増える段階になるときに意識した方がいいの …

ドラミングに必要不可欠な「呼吸法」について…シングルストロークを例にご紹介

はじめに 今回は再びドラムのお話。テーマは「ドラミングと呼吸法」。私たちは会話の時でも呼吸しているわけで、もちろんドラム以外の楽器でも呼吸法は切っても切れない話ではあるのですが。 さすがに管楽器の様な …

ドラマー的・ライブ直前のベストな食事とは!?

はじめに 今回はドラムの話…ですが少々変わりダネのテーマを。それは「ドラマー的・本番直前の食事」について。ここでいう「本番」とは主にライブを想定はしていますが、レコーディングもこれに相当するのではない …

果たして「演奏」は「対話」なのか?~初心者と演奏するときのコツ~

今回はドラム演奏の概論的なお話。 もうかれこれ一年以上前になりますが、ひょんな事からこちら(オープンダイアログ)関連のワークショップに行った時に聞いた言葉で最近またじわじわと効いてくるものがあるのでご …