ドラムを叩くミニマリストのドラムレッスン

ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。ときどきミニマリズムの話。

ドラム

ツーバスを速く踏むコツは…「足の裏でペダルをドリブル」

投稿日:2018年1月28日 更新日:

今回もドラムのお話。テーマは前回に引き続き「バスドラの鳴らし方」のコツについて。今回はさらに的を絞って「ツーバスを早く踏むには?」というテーマで行ってみましょう。

というのも「ツーバスを早く踏むには走り込みをして筋トレをして…」という根性論的にとらえてる方のために何かのお役に立てばと。

もちろん肉体のトレーニングは長時間ツーバスを踏み続ける「持久力」の部分に大きく関係はしますが、その土台は「身体の使い方」なので。要は土台が曖昧な状態で根性論で頑張ろうとすると身体を痛めてしまいますので。

ちなみにここでいう「速く」というのはだいたいBPM170以上位を想定しています。そしてコツと一言で言っても、バスドラムの奏法はたくさんの要素が絡み合っているので今回は一つだけしかご紹介できないことはご了承ください。

今回はその一つとして「足の裏でペダルボードをドリブルする」ということを書いてみます。それでは本題に。

予備知識として…「エネルギー保存の法則」

まず予備知識としてバスケットボールのドリブルを思い浮かべてみてください。ボールを小刻みに「ドドドド…」とドリブルするときって手を床から低く構えてやりますね。

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高校の物理で「エネルギー保存の法則」ってのをやりましたが、要はボールって床から

跳ね返る瞬間が一番勢いがあって、だんだん上に行くにつれて勢いが減衰していきます。

なのでボールの勢いが減衰する前に再び手のひらで跳ね返すと、床からの跳ね返りを上手く利用できるのです。

速いテンポ特有の動き

この理屈がそのままドラムにも使えるわけです。そしてこれはあくまで「速いツーバスを踏むときの足の動き」なので、BPM150位の「ちょっと速い」テンポのツーバスをドコドコ踏む動きとは動きの質が違うと思った方がいいでしょう。

要するにテンポが速くなると物理的に大きなモーションは間に合わなくなるので、身体も小刻みにチョコチョコと動かすモーションになります。

逆に言えばチョコチョコ小刻みに動かしてちゃんとツーバスが鳴らせているときはこのドリブルの動きになっているともいえます。

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腰を痛めやすい場合

この速いテンポのツーバスは力を上手く使わないと腰をいためるのでもう一つ、注意点を。それは「足を持ち上げる」という動作はしないということです。

これはどういうことか?というと、この「足の裏でドリブル」という身体の使い方のイメージができていない段階だと、靴の裏にペダルボードが張り付いていてそれを自分で持ち上げる」ような身体の使い方のイメージになっていることが多いと思います。

この自分の力で足を持ち上げるという動作は、「ドラム」という座って演奏するという楽器の特性上、腰痛の原因となるので要注意です。

「足を持ち上げないでどうやってバスドラ鳴らすの?」ということなんですが、喫煙者ならよくわかると思いますが、煙草を道端に捨てて靴の先でグリグリと消す、あの動作なんです笑

実際の練習法

ちょっと話が拡散しましたが…実際どのように練習するかです。まずは右足だけで「ドドドド…」とペダルボードをドリブルする練習をしてみるといいですね。別にこれはメトロノームに合わせないで全然大丈夫です(むしろあると邪魔になります)。

その感覚がつかめてきたら今度は左足だけをやって、最後に両足を交互にやるといいでしょう。煙草の火を消すようにツーバスが踏めてきたら脈ありです。

おわりに

というわけでこの「ドリブル」という感覚は力を無理なく使ってドラムを叩くうえでとても大切です。この話はバスドラに限ったものでもないので機会があればまた書きます。

ではでは。

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-ドラム

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