【書評】好きなことだけで生きていく【堀江貴文・著】
というわけで我が家の書庫のKindle化を進めているので、紙の本を手放し中です。私の忘備録も兼ねて今回も書評です。今回はこちら。
電車のドア横の広告でよく目にするかと思いますが、堀江氏の著書は最近話題の「多動力」と合わせて読むといいと思います。ではこのブログのテーマに合いそうな部分のみピックアップしていきましょう。
実践を超える勉学は存在しない
→資格などがまさにこれ。資格を取った「だけ」では仕事につけはしますが、実践なくして仕事はできませんね。
自分の好きなことだけして生きていくためには協調性はいらない、明治5年から変わっていない教育制度とは決別すべきだ
→これについてはこちらもおすすめ。
たぶん普通の立場の人が言いにくいことですが(とくに教育制度の批判はなかなかセンシティブな話なので…)、ここまでストレートに書いてあるとすっきりします。
副業はダサい
→副業があるならそのリスクヘッジの本業があるということ。これが自己欺瞞のにおいがするとのことです…耳が痛いですね苦笑。一方で「副業にするからこそ失敗を恐れず自由にやりたいことができる」という立場の人もいるので、はたしてどっちが正解なのでしょうか。
働かないことは悪いことなのか
→ちなみに私のお勧め本にこんな本がありますが、
「働きたくない人」も「働けない人も」ベーシックインカムがあればいいですね
アイディアを生み出す方法は”遊ぶこと”
→我々?ミュージシャンにも大いに言えることですね笑。音楽の元ネタは音楽以外のところにありますからね。
”今ここ”に集中する
→ついつい過去や未来に引っ張られがちでなかなか実践が難しいですが、苫米地英人氏も自身のコーチング理論で行っていましたが、時間は未来から流れ的でそれを現在の自分が処理をして、それが過去になる、みたいな。この考え方好きです
電話をしてくる人が嫌い
→これは電話が来ると自分の時間が取られるだけでなく、それまでの作業の流れが中断してしまうので。仕事は時間ベースでなく作業の流れをベース(要は気が乗らないときは潔く中断して、逆に気が乗るときは多少無理してでもこなしてしまう)にしてやっていきたいものです。
家も車も何もいらない
→「所有欲を満たす」ことが目的になると、本当に自分のやりたいことが見えなくなってしまいますね
情報が全て
→この本の中で堀江氏は効率的に情報を得るためにいくつかのニュースアプリを紹介していますが、私もNewsPicksはスマホに入れています。新聞の一面記事っぽくないユニークなトピックの選定が面白いのでこれはおすすめ。
稼ぐだけならコミュ力0でいい
→他人のコミュ力(広義にはパーソナリティ)をどうこう言ってくる人間は大概、劣等感コンプレックスに苛まれている人間です。まぁ逆は真ならず、ですが笑
無駄な質問の三原則
→「ググってない」「考えてない」「分かってない」と書いてあります。わが国ではいかに無駄な「グダグダ会議」が多いことか…!!
自炊を外注しよう
→自炊は経済的で健康にもいいですが、一人暮らしだと結構時間のコストを消費してしまいます。つねにこの両者を天秤にかけて選択していきたいものです
一次情報を取っている人が生き残る
→たまに私が好きなミュージシャンのまとめ記事をみていると「あぁ…」とがっかりすることがしばしばありますね(要は二次以下の情報をかき集めたのが如実にわかるので内容も薄いし間違いもある)。
遊びを仕事にする三つのステップ
→「作業にハマること」「思いを持って毎日発信すること」「油断しないこと」と書いてあります。私もブログをやってて情報発信がいかに自分の思考の整理のツールとして有効かを身をもって感じております。
…というわけできれいに?まとまったところで今回はこの辺で。
ではでは。