ドラムの演奏で調子が出ない時は、バスドラム「だけ」キッチリ演奏してみよう

はじめに
今回はドラムのお話。テーマは「調子が出ない時の演奏の仕方」です。
私が思うに、ドラムを正しく練習するほどに調子のムラは無くなっていくと思います。
正確にいうと完全に無くなるのではなくて、調子の良し悪しの幅がどんどん狭くなっていくのではないかと。
ではなぜそうなっていくのか?というともちろん、練習を繰り返していれば「無意識にできる事」が増えていくという部分はあります。
例えば日によって自転車に乗れたり乗れなかったり…なんて事はないのと同じです。
そしてもう一つは「調子の出ない時をカバーするための方法」を持っているという事もあります。
つまり気合だけではどうにもならない時は何らかの対策を練って乗り越えているわけです。
結構前の過去記事に「調子の出ない時は小さい音で叩いてみる」とかもそれですね。
なので、今回も調子の出ない時に知っておくと便利な方法をご紹介。では本題に。
調子が悪い時とは?
そもそも調子の悪い時とはどんな時か?
これも、過去記事に書きましたが私の場合は風邪をひくと何故かいい演奏ができたりする事があります。
でも午前中の演奏がキツイのです。なぜなら身体と頭が完全に目覚めてないから。
そんな時はどういう状態か?というと身体の「連動」がバラバラになってます。
ここでいう「連動」というのは、両手両足とその他の身体の部位、さらに脳との「連動」も指します。
結論
今回の結論ですが「バスドラムだけキッチリ演奏してみる」という方法がオススメです。
調子が出ない時は身体の連動ができていないので、そういう状態の時に一度に意識を向けるのは不可能ですね。
なのでバスドラムだけに意識を向けて演奏してみるという方法が使えるのです。
調子が悪い時にさらに調子が悪くなるパターンがこれの逆、つまりス「ティックに意識が向いている」時ですね。
ドラムの要はひたすらにバスドラムなので、スティックに意識を向けるとバスドラムがおろそかになり、土台が崩れていくのです。
集中する順番を考える
ここまでの内容だと「そうはいってもバンドとかで人と合わせてるんだから、スティックがいい加減でいいの?」と思うかもしれません。
もちろんいい加減な演奏はしない方がいいんですけど。
まずはバスドラムの演奏に集中して叩くと、次第にスティックの調子も良くなってくるということです。
ここが今回のポイント。つまり「順番」があるという事なんです。あとこの事実を知っていれば無駄に焦る必要もなくなるわけですね。
おわりに
というわけで今回は調子が出ない時の対処法でした。
自分の身体を動かしているのは自分自身ではありますが、気合いではどうにもならないこともあると言うことですね。
なので今回ご紹介したような方法をたくさん持っておくと、プレイヤーとしても底力が上がっていくというわけなのです。
よければご参考までに。ではでは。