ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

フィルインのネタを増やしたい②~複雑なフィルインは不要か?~

 
  2019/01/23
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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というわけで、前回の続きですが、

私がひたすら複雑なフィルイン収集に明け暮れていた時期に、教則本である程度学んだ次に何をしていたのかということですね。

ちなみに前回ひとつ書き忘れたので補足しますが、昔は一応まじめにルーディメンツも練習していました。(具体的な書名は忘れたのでこれについてはまた後日)

人によってはルーディメンツは直接曲に使えないという意見もありますがやっぱり基本なのでやっておいて損はないと思います

そして再び本題に戻りますが。

当時はリズム&ドラムマガジンを購読していまして、今もそうですがドラムマガジンはその中に実際に著名なドラマーが叩いているフレーズをドラム譜に起こして載せているページが各号あります。これは使えると思い、定期購読している(つまり購入できる)号のそのページだけコピーしてファイリングすることを始めました。

そしてたまたま当時住んでいたところの最寄りの図書館にドラムマガジンの古いバックナンバーが結構ありそれも全部かりてコピーしてファイリングしました。

ただファイリングの順番はキッチリとは分類はせずに(そもそもフィルインを分類って難しいですからね)雑多にファイリングしてその日の気分でページを決めて練習していました。ただ難しいフィルは習得するのに時間がかかるので頻繁に自分に課題として練習を課しました。

(ちなみに、何を使ってで練習していたのか?ということなんですけど、昔のバンドメンバーから安く買い取ったYAMAHAの初期のエレドラであるDTXです)

で、その後諸事情により少しドラムから遠ざかっていた時期がありましてそれに伴い自然とこのフィルインを集めてファイリング、という行為もも段々しなくなり、その後ミニマリスト的な生活に目覚めたあたりに…

自分の持ち物の断捨離を始めたら止まらなくなってしまい、そのノリであれほど頑張って集めてファイリングしたものを全部捨ててしまいました笑

 

そして近年またドラムを頻繁に叩くようになり前回の記事で定義した③の時期、つまり「複雑なフィルイン収集」であった②の時期を経てドラムの表現に目が向くようになった③の時期へと移ったときにどうなったかということなのですが、

結論をいうと「曲にあったフィルインを叩くようになりました」

という当たり前のことなのですが、決して複雑なフィルインを否定する立場になったのではなく、私は今でも複雑なフィルインは好きですし叩きます。

しかし「既成の、つまり誰かが一度叩いた複雑なフィルを無理くりに曲にあてはめずに、曲にあった複雑なフィルを自然に叩けるようになってきた」という状態になんとなく移行しているような気がします(もちろんドラムは一生練習ですのでまだまだな部分も多々ありますが)。

とはいっても何やら禅問答の様になってきたので一旦このブログのテーマである、

「ボトムアップ」と「トップダウン」というキーワードに戻りましょう。

(いきなり分からない単語が出てきてなんのことやらという方は前回の記事をご覧ください)

で、つまりこの②から③の過程で何が起きたのか?ということなのですが、

私が躍起になって複雑なフィルインを集めていた②の時期は「ボトムアップ」つまり、具体的な例を集めていた時期なわけです。

そしてしばらくしてドラムを再開した後は「トップダウン」、つまりフィルインの組み立て方の一般法則みたいなものが時間がたつことでうすうすわかるようになり、それゆえに曲にあったフィルインが自然と叩けるようになっていったのではないかと。

もちろん、天才型の人はいきなり「トップダウン」の段階に行く人もいるとはいると思いますが「ボトムアップ」から「トップダウン」のこの過程は私が凡人ゆえにたどった過程と言えるでしょう。

というわけで話があちこちに飛んだので最後にもう一度総括すると、

「手当たり次第に難しいフィルインを集めて練習していたら、次第に曲に合ったフィルインを作るコツがうっすらとわかってきた」

ということです。これは具体的な事実を手当たり次第に集める「ボトムアップ」の時期を経てフィルインを自分で作るコツに気づく「トップダウン」の時期に移行したという話です。

ただこれって、音楽の話に限らずいろんな仕事にも通じることのようにも思えますね。

何かで読みましたが、どんなジャンルにしてもその分野のプロになるには10年に相当する時間を要するなんて話は、まさに10年かけてボトムアップを繰り返した賜物ともいえますね。

というわけで、二回にわたりフィルインの話でした。

ではでは。

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