ドラムの脱力をやってみたい人は「指の脱力」から始めるのがオススメです

はじめに
今回はドラムのお話。テーマは「脱力」です。
脱力については色々書いてきましたが、脱力は身体全体の話なのでいざ取り組むとなると一体どこからやっていけばいいのやら?と思う人もいるかもしれませんね。
そこで今回は「最初に取り組む脱力すべきところは?」というテーマでいきましょう。
対象としては初心者の方にお役に立つ内容かなと思います。では本題に。
結論→まずは「指の脱力」から
今回の結論は「最初に指の脱力からやってみよう」ということです。
脱力はある日突然できるようにはならなくて、少しずつ取り組んで行くわけです。
そして指はスティックを握るところなので、変な握りクセがつかないように早めに取り組んでみるといいということです。
後は指の自体が小回りが効く部分なので割と取り組みやすいかなとも思いますね。
というわけなので実際にどうやって脱力していくかをご紹介していきます。
まずはスティックの持ち方を確認
まずはスティックの持ち方を確認しましょう(海に行ってたので妙に日焼けしてますがお気になさらず笑)
脱力が出来てない場合はこのように人差し指でスティックをまきつけていたり。
逆に人差し指が伸びきっていて、ピンと張っていたり。
スティックをつまんでいるように持っていたり(これは最初はみなさんこうなるようですね)
手首と前腕にに角度がついていたりします。
多分指の脱力に関心がある人はスティックは握り込んではいけないということは知ってるかもしれませんが。
こんな感じで、いろんな「脱力できていない」パターンがあるのです。
指の脱力チェック
というわけで次は指が脱力できるかチェックする方法があります。
まずはスティックを持たずにイスに座ります。そしてお化けのようにだらりと腕を垂らします。
この時指がちゃんと伸びきってるかを確認します。
脱力できてないとこのように指が少し丸まってしまいます。
丸まっていたらここで無理して伸ばさずに、「どうやったらだらりと垂らした時に指が伸びるか?」を色々やってみるといいわけです。
日頃の行動が大事
とはいえスティックを持って練習していると元に戻ってしまいます。それだけに人間の動作のクセはなおすのが難しい。
なので大事なのはドラムを叩いてないときの行動なんです。
要はドラムを叩かないときの方が時間が長いので、その間にクセを書き換えてしまおうという事です。
例えば電車を待ってる時でもスーパーのレジで待たされてる時でも指に意識を向けてみる。
手を洗って水を振る時に指の力を抜いて水を飛ばしてみる。などですね。
普段普通に生活していて指の脱力とかはあんまり考えないことだけに、普段の過ごし方が大事のいうことなのですね。
おわりに
というわけで今回は指の脱力の話でした。ドラムは指先の感覚がとても大事な楽器です。
手の指も足の指も、ドラムセットに身体で一番近いのは指だからなんですね。
なのでスティックの持ち方も含めて、是非初心者のうちに取り組み始めていただければと思います。
よければご参考までに。ではでは。