ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

どうして何度練習してもミスするのか?~フロー状態を活用する方法~

 
  2019/01/13
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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以前に演奏中にドラマーは何を考えるというか、どのような意識状態にあるか?ということを書いてみましたが、今回はその付け足しというか、続きです。

というわけで今回のトピックとしては、

「何度も何度も、十分すぎるくらいに練習しているのにミスする」という現象を取りあげてみようかと思います。

まず、すぐに思いつくのがいわゆる「イップス」というやつです。

ここまで深刻?でなくとも、今まで何気なく叩けていたフレーズが、逆に深刻に考えすぎるとミスってしまうことってあると思うのです。

そう、つまり現状の自分の演奏をレベルアップしようと思い詰めるあまり、

「ちゃんと叩こう」とか「上手く(ここでいう”上手く”とは、表現力豊かにとか、テクニカルにとか両方の意味で)叩こう」と思いながら叩くのはかえって逆効果、つまりミスを誘発する原因となるわけです。

「そんなこと言ったって、ミスする訳にはいかないし…」

ということなんですけど、確かにその通りです。

じゃぁどうすればいいのか?ということなんですが、まずするべきことは、

「とにかく反復練習」

これにつきます。練習でできる以上のことは本番でできないように、自分の中に曲をすり込まなければ出てくるものも無いわけです。

しかし、「いくら練習してもバンドで合わせると一曲通して必ずどこかがミスってしまう」という事態で悩んでいるなら、ひとつ参考になるトピックがあります。

それは、「意識状態」、つまり「変性意識状態」のことです。

(ただ決してスピリチュアルな話をしようというわけではないので、まずは地道な反復練習は必要なわけですが…)

まず、「変性意識状態」を説明するときに「フロー状態」という用語を少々紹介します。

「フロー状態」とは簡単にいうと、「何かに熱中していて我を忘れている状態」「気がつけば自分の感覚以上に時間が早く過ぎている状態」のことなのですが、

で、これが何の関係があるかというと、うまく演奏ができているときってこの状態なんです。人によっては「トランスしている状態」という人もいますが…

要するに、

「ミスなく叩こう」「ちゃんと演奏しよう」と思っていると大体ミスります。

ということが言いたかったわけで、なんとも逆説的な話ですね。

なので、まずは練習するだけ練習してあとは、流れに身をゆだねる感じでしょうかね。

ただ、「じゃあどうやって編成意識状態になればいいの?」

という話になるかと思うのですが、

「変性意識状態」というのは「寝ている状態」と「起きている状態」の間のことを指すわけですが、さすがにドラムの様な運動量の多い楽器の演奏中に半分寝ている状態になってはまずいので、疑似的にこの状態を作りだす必要があります。

そこで、以前にこの記事で、

座禅で使われている「数息観」の話をしたと思いますが、「変性意識状態」を作り出せるようになるためにはまずは座禅や瞑想を体験してみるといいと思います。

これも修行僧(?)のような厳しいものではなく軽いものでも体験できると思います。

おそらくすごい演奏をしているドラマーは自然とこの状態を作り出せているのではないかと思いますが、この演奏中の「意識状態」についてはとても興味深いと思いますので、

また何か思いついたら書こうかと。

ではでは。

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