ドラムが上手くなりたい人のためのブログ

FMラジオと本屋は、音楽のセレンディピティが起こる?

 
  2019/01/23
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ドラム歴20年以上。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。シンプルライフが大好きなミニマリストでもあります。
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今回は「ドラム」という話というよりか音楽全般のお話になるのかな?と思います。

以前にミニマリズムについてちらっと書きましたが、ちょうど一年ほど前からミニマリストなる存在をこのような本から知り…

昨年末の転居を機に結構ガッツリとミニマリスト生活を実践しているのですが、

さすがにテレビも無い無音の中で暮らすのはしんどくなってきたので(笑)

先日秋葉原をぶらついていた時になんとなく衝動買いしたラジオ

で、家にいる間はずっとBayFMを流しているのですが、これがまた意外に大当たりで、

一週間経った今では完全に生活の一部となっています。

(ちなみにこのラジオ、間接照明としても機能するスグれものです笑)

ここでふと気が付いたことがあるのですが、

「FMラジオって本屋と似ている」

ということです。

つまり、FMラジオってずっと音楽が流れているので、「自分の興味のない音楽」も流れます。そしてこれが結構大事なことだと思うのです。

ラジオを聴かなかった頃ってまぁ見事に…

「自分の好きな曲」しか聴きません。

これって、意外とよくないことだと思うのです。

またちょっと話が飛びますが…

「自分の好きなドラマーが一人だけ」って状況ってやっぱり、ドラミングもその人のコピーみたいになってしまい、「その人独自の面白味」が薄れてしまい残念なことだと思うのです。

多分理想的には、その人の(音楽以外も含めた)人生経験やいろんな体験が演奏を作り上げていく感じでしょうか。

なので「自分の好きなドラマー」と「自分自身」では育ってきた環境がそもそも違うので、憧れるあまりに真似をしようとすると、なんだかちぐはぐになってしまうのですね。

なので、「自分の好きな曲ばかり聴いている」状態は視野が狭まってしまうのではないかと思うのです。

「じゃぁいろんな曲を聴いてそのドラムパートを自分のドラミングに取り入れるってこと?」

と思った方もいるかもしれませんが、

まぁそれもいいと思いますけど、メインの目的ではないかな?と私は思います。

確かにいろんなドラマーのリズムパターンとかフィルを収集するのって初心者~中級者あたりで壁にぶつかっている時期には勉強になると思います。

そして私もそんな時期がありました。(結構、偏執狂的にやっていたので、そのうちネタとして記事に書こうかとは思いますが笑)

しかしこの記事で言いたいのは、FMラジオを聴く良さって…

「いろんなドラマーのドラミングを収集したり、音楽の見聞を広める」

のではなく、

「自分の好きな音楽だけに凝り固まらない」

ことなんです。

なんでこんなことを考えるようになったかというと、これは冒頭に書いた「ミニマリスト」について学ぶうちに気が付いたことなんですね。

つまり、自分のモノがたくさんある状態ってそのモノを保有することに脳のCPUを消費するので、

「エアコンでいえばフィルターが詰まっている状態」

だと思うのです。

ここから自分のモノを極限まで減らすと当然、フィルターの詰まりが取れて風通しがよくなり、いろんな考え方を吸収しやすくなるのではないかと思うのです。

そう、言いたいことは「風通しの良さ」なんです。

そしてタイトルについて触れていませんでしたけど、

なんでこれが

「FMラジオと本屋って似ている」

ということなんですけど、

アマゾンアソシエイトを貼っておいてなんなのですけど(苦笑)、アマゾンって自分の好きな本しかやっぱり買わないのではないかと思うのです。

「いやいや、おすすめでたくさん他の本が表示されるでしょ」

と思う方もいるかも知れませんが、

本屋で偶然手にする本って自分の思いもよらない本に出合うことがまれにあったりして、

そしてその本から結構多大な影響を受けたりしました。

もちろん、この本もその一冊です。

この本に至っては、何の理由もなく本当に手が勝手に動いて本屋の棚からとったので、こういうのをセレンディピティというのでしょうかね…

ちなみにセレンディピティについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

えーそんなわけで話がどんどん音楽と離れていくのでまとめに入りますが、

要はこれだけネットが進んだ今の時代から見たら、FMラジオも本屋も

「旧世代のメディア」なわけですが、

そんな「旧世代のメディア」は、「自分で選ばない」という楽しみ方をもたらしてくれるメディアでもあるわけですね。

そして「自分で選ばない」ことは「現状の自分の好きなもの」へのこだわりを飛び越したところへと、自分の引き出しを思いもよらない方向に広げていってくれたりするのですね。

というわけで今回はこの辺で。

ではでは。

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