バスドラムを踏むときには…足の裏の「張り」を意識してみよう
今回は久々ドラムらしいお話を。テーマは「足の裏の使い方」です。
私は常日頃ドラマーのトレーニングとして、「ゆっくりランニング」をお勧めしていますが、最近のこの寒さではなかなか外に出るのもしんどい、そんな時はやっぱりドラムを叩くことをトレーニングにしちゃうというもの一つの手です。
なぜこんなことを言うかといいますと、ドラミングの下半身の動きってある程度継続してやっていないと鈍ってくるんですね。
なので久しぶりにドラムを叩いて「うーんなんか鈍ったな」というときは下半身の動きが鈍った、つまり動かし方を忘れてきているということなのではないかと。
そしてこの下半身の動きの要の一つが「足の裏」なわけです。これは「どんな靴でドラムを叩くべきか?」ということにもかかわってくるのでそちらに興味がある方もよければどうぞ。では本題に。
クロックスでも十分ドラムは叩ける
結構前の記事でドラマーの靴選びの話を2回にわけてしましたが、そこで何を書いていたかというと…
「クロックスの様な靴でもドラムは叩ける」
「ペダルのキックボードを踏みつけるのではなくて、つつくような動きが大切」
ということを書きました。ただこれだけだとちょっと不十分な気がしてきて今回続きを書こうと思ったわけです。
つまり今回の結論をここでいうと、「足の裏でキックボードをつつくときに、足の裏を張る」ということがポイントなんです。
足の裏を張るとは?
ちょっと文字ばかりですいませんが、「足の裏を張る」とは文字通り「足の裏をピンと張ること」です。
ここで紛らわしいんですけど、「足の裏に力を入れる」のとはちょっと違います。あんまりよくない例えですが、その辺のものを蹴るときのことを想像すると、誰しもがたぶん無意識的に脚の先端あたりを張っている状態はできていると思います。
これはなぜか?というと、足の裏をフニャフニャした状態で物を蹴ると足の骨が折れるからです笑
ちょっとこちらの映像を引用させていただきますが、空手でいうと足刀蹴りのときに足の指をキュッと張りますがこれに近いものがあります。
www.youtube.com
足の裏を張ると何がいいのか?
これは以前にも書いたのですが(記事の数が増えてきてどの記事だったか失念しました…すいません)、
足の裏を張ることで、ペダルボードを蹴った反動を腰→肩→腕と伝えることができるようになります。(このテーマはかなり深いテーマなのでこの辺にしておきますが)。
なので今回の記事では簡潔に「足の裏を張る」→「キックボードをつついた時に身体が受ける反動を上半身に伝えやすくなる」というところまでお伝えしたいと思います
おわりに
というわけで今回は足の使い方でしたが、やっぱり小回りが利く上半身に比べて足はパワーはあるものの、不器用であり、放ってオクトすぐなまる…という性質を理解した上で自分なりの鍛錬の方法・ケアの方法など開発してみると上達への近道かもしれません。
まぁ世界を見渡すとボビー・ジャーゾンベクの様に裸足で叩きまくるドラマーもいるので、ミニマリスト的には目指せボビーですかね笑
www.youtube.comではでは。