コロナによる「ストレスのセルフケア」のヒントになる本をご紹介

はじめに
今回は書評です。
緊急事態宣言がでてそれなりの日にちがたちますが、この期間は「ストレスのケア」含めて、嫌が応にも自分と対峙する期間なのではないかと。
学校や会社にずっと通ってた人なんかは、本当に人生初の体験なのではないかと思いますね。
そんなこの自粛の期間のメリットは自分を掘り下げることができること。デメリットはメンタルのバランスを保つのが難しいこと、ですね。
まぁ物事は何事にも「陰陽」がありますので、仕方ないことなんですけどね。
そんなかんじで、まぁ仕事柄ということもあり最近心理系の本もよく読みます。その中で今回はこちらの本をご紹介。心理セラピストの棚田克彦さんの著書「心の自由を手に入れる技術」です。
今この状況で自分のメンタルのコントロールについて興味を持っている方で心理学を全く知らないは人には読みやすいのではないかと思いまして。
なので割とすぐに生活に取り入れられそうな部分を抜粋してご紹介していきます。では本題に。
感情はどこから出てくる?
「感情」というのは目に見えないものなので、嬉しい感情なら大歓迎なんですけど、こいつが悪さをし始めるとやっかいですね。
特に今はテレビでコロナのニュースなんか見てると、いろんな良くない感情が次々とわいてくる(だから我が家のテレビは完全にゲーム用)
そこで本書では感情の湧き出る元を以下の3つとしています。
①メンタルフォーカス
②フィジオロジー
③言葉遣い
そしてこの3つの更なる根っこに「ビリーフ」というものがあると書いてあります。
…なにやら聴き慣れない言葉がたくさん出てきましたが、ようは嫌な感情が湧いてきたらこの辺にアクセスしていけばいいわけです。
逆に感情を気合いで沈めようとするのは難しいからやらない方がいいてことですね。では人づつ深掘りしていきましょう。
①メンタルフォーカス
これは物事のどこに目を向けるか?ということ。
例えば自分が嫌いな人がいるとする。でもそうは思わないけど?という人もいる。
今回のコロナで言えば、「休みができたから今までやれなかったことやろう!」と思うか、「どこにも行けないで発狂しそう!」と思うかみたいなことですね。
②フィジオロジー
これは身体の使い方ですね。ガッツポーズしながら悲しんでいる人はいないし、うなだれながら喜んでいる人はいない。
要は身体の使い方から感情をコントロールする、ということ。
もちろん運動も推奨されてます。今はジムも行けないので懸垂マシーンで室内でぶら下がったりもいいですね。(詳しくはこちらの過去記事をどうぞ)
あと本書には毎日水を2リットル飲むことがオススメされてます。
過去記事にも書きましたが私は冷え性なのでお湯にしてますが、お湯はホントにいいですよ。内臓の調子も確実に良くなっている気がします。(だから酒の飲み過ぎ注意なんですけどね…)
③言葉遣い
人間は言葉で思考するので、否定的な言葉を使えばそりゃあ否定的な思考になる。
ここで「よくスピリチュアル系の人が言ってる”ありがとう”とか”感謝します”とか言えってこと?」と思った方もいるかもです。
でも「なんかわざとらしいな」と抵抗がある人は「つかれた」「だるい」「つまんない」とかいう口癖を止めるだけでもだいぶ変わると思いますよ。
ただし、無理やり押さえ込むのも良くないんですけどね。悲しい時はスッキリするまで泣いた方がいいんです。
「ビリーフ」とは?
そしてこの三つの根っこにあるのが「ビリーフ」というものです。
これは多くは小さい頃の親とかの関係から作られた、信念、価値観、思い込みですね、そして大人になってもこびりついていて時に悪さをしたりするものです。
これに関しては長くなるので、こちらの本に詳しく書いてありますのでよければどうぞ。
終わりに
というわけで今回はこちらの書評でした。

こんな感じで外に行けないときは「メンタルフォーカス」を切り替えて、読書も充実させて、うまく自分自身と付き合っていきたいものですね。
ではでは。