ギター初心者にオススメしたい「コード2つで」弾ける曲!

はじめに
今回は久々ギターのお話。テーマは「コード2つで弾ける曲」です。
先日あげたこちらの動画の補足の内容ですね。
要するにコードが2つあれば弾けてしまう曲の実演をやってます。
ギターを弾きはじめの頃は色々とやることがあり、そのやることの多さで挫折してしまう人もいるのではないでしょうか。
なのでコードが2つあれば弾ける曲くらいシンプルな曲を練習することは、初心者の方がギターをつづけるには大事だったりします。
そこで今回はそんな方を対象に書いていきます。
結論
今回ご紹介したのはニルバーナのSomething in the wayという曲。
これは全世界で4000万枚?のセールスをたたきだした名盤「ネバーマインド」の最後の曲ですね。
一曲目は誰もが知ってる「あの曲」からはじまり、陰鬱で激しい曲調な曲が続きますが、この曲はストリングス(オーケストラでいう弦楽器)が入ってるんです。
ただ普通、ストリングスって「キラキラかつ華やか」にさせるときに使います。
この曲の使い方はもともと陰鬱な曲の雰囲気を一層高めるために使ってる感じで、これがまた最後の曲っぽくていいんです。
こういうアンニュイな感じでアルバムが終わるのってエックスのブルーブラッドとかもそれに近いかもしれませんね。
最近はCDアルバムを通して聴く文化もなくなってきたのでその辺は残念だったりしますが。
…と話が逸れまくったので先にいきましょう。
楽器練習はとにかく「優先順位」が大事
今回動画で一番言いたかったのは、「こんなに簡単に弾ける曲がありますよ!」ということではないんです。
言いたかったのは「ギター初心者はいきなりコードがたくさん出てくる曲から手をつけると続かなくなるかも」みたいなことです。
さっきも書きましたが、ギターの弾きはじめはやることがたくさんあります。
✔︎チューニング
✔︎ピックをもつ
✔︎左手でコードおさえる
✔︎右手で弦を弾く
✔︎左右のタイミングを合わせる
このときにコードが沢山ある曲から取り組むと、もう訳がわからなくなるということです。
なお、このコードが「いっぱい」ある曲というのは個人的には4つでも多いくらいです。ギリギリ3つですね。
「そんなことしてたらいつまで経っても上手くならないんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、さっきリストアップしたことが定着すると、意外とすんなり行きます。
つまりコードの数というのは土台さえしっかりしておけば、そのうち弾けるコードは自然に増えていくということです。
シンプルな曲はメリハリが大事
とはいえ、コードが2個しかない曲ってどうなの?と思う方もいるかと思います。
そしてコード進行はいわば絵で言えば絵具に近いものかなと思います。
つまり、いろんなコード(絵具の色)があれば、それだけ色彩豊かな絵が描けますね。
しかしコードが2個しかない曲はいわば白と黒と水墨画みたいなものかなと。
何が言いたいかというと、コードが少ない曲の方がコードの数に頼れない分ホントは難しいんです。
ただ、ギター初心者が練習として弾く分にはそこまで考えなくて大丈夫です。まずは曲になぞって弾くという練習だけに集中してやっていただければと。
カポは早めに買っておこう
この曲の動画で1フレットにカポをはめていますが、カポはギターをはじめたらすぐに買っておくといいでしょう。
「カポって結局何するものなの?」と思っている人もいると思いますが、普通に弾いたらかなりしんどいコード進行も楽に弾ける道具なんです。
今回のこの曲もカポ無しで弾くとずっと人差し指をのばして、いわゆるFの押さえ方で押さえ続けないといけないんです。
つまり、カポはずっと人差し指の代わりをしてくれているんですね。
詳しい使い方は長くなるので割愛しますが、カポは早いうちから持っておきましょう
おわりに
というわけで今回はギターのお話でした。
改めて今回何が言いたかったか?というと「とにかく曲を弾いてみよう」ということですね。
それがコードが2こしかない曲でも曲をコピーするといろんな発見と学びがあります。
なので、たとえギターの初心者でも基礎練習と合わせてぜひ曲と合わせることもぜひやっておいて欲しいなということです。ではでは。