ミニマリスト的「疲れにくい食事術」の考察

目次
はじめに
さて今回も内容が連続しますが書評記事です。
前回も書いたように最近「疲れない身体」について興味があるので、今回は身体作りの基本中の基本である食事についての本の書評です。
食事については本によって書いてあることが違ってたり時には学説が覆されたりするので、一冊の本を盲信するのはあまり良いとは思いませんが…やっぱり「自然の理」にかなったことはたとえ効果はなくても害もないだろうと思います。
というわけなので、今回ご紹介することも万人に当てはまるかはわかりませんが、試してみて身体が疲れにくくなったら続けてみる価値はありそうですね。では本題に。
P30:血糖値を管理する
本書によるとイライラや不安も含めて疲れの正体の一つは「血糖値が不安定なこと」らしいです。
血糖値と聞くと高血圧や糖尿病の人をイメージするかもしれませんが、そうでない人でも血糖値を「急激にあげること」がまずいそうです。
血糖値が急激に上がると人間の身体は血糖値を急激に下げて、下げ過ぎてしまい「低血糖」の状態になる、これが「疲れ」の正体ということらしいです。
考えてみると、和食って魚の骨を取ったり、海藻や穀物、玄米はよく噛んで食べたほうが美味しいのでそうすると身体にゆっくりと吸収されるようにできているのですね。
本書だと甘い缶コーヒーは「液体」なので急激に体内に大量の砂糖が入ってしまうことが問題なのだとか。(なので飲み物は基本水かカフェインレスのお茶がベスト)
あとはファーストフードやラーメンなど「早食いした方が美味しい」ものは危険ですね…こう行ったものを食べると食後身体がだるくなる原因がわかった気がしました。
P80:プロテインは腎臓に負担
これは賛否両論あると思いますが、プロテインの粉というのはもともと自然界になかったものなので本書では「今すぐやめてください」と書いてあります。
過去記事で紹介したように、今はオーガニックのプロテインとかもあるのでなんとも言えませんが、身体を短期間に大きくするにはプロテインは欠かせないでしょう。
私も以前は色々プロテインやらウエイトトレーニングやらしてきましたが、今はドラムやアウトドアをすることで自然と鍛えられていく身体、くらいで良いかなと思ってます。
(もちろん過去記事で書いた通りランニングや懸垂はしてますけど)
P86:身体に良い食べ物とは?
今度は逆に身体に良い食べ物。
本書では「オリーブオイル、ナッツ、ワイン、チョコ、大豆、チーズ、ブルーベリー、酢、生物」が紹介されています。逆にハムやベーコンなどの加工肉はNGとなってます。
こうしてみると、なかなか外食で摂取するのが難しそうですが、コンビニでナッツや納豆を買ったり、過去記事で紹介したようにサラダをオリーブオイルと塩で食べたり、と工夫はできますね。
あと、P 160には「牛乳より豆乳が良い」とも。牛乳は意外と血糖値を上げるそうです。
P167:単品メニューは食後眠くなる
単品メニューというのは「丼物、パスタ、カレー、寿司」などです。当然単品なのでこれしか食べないから血糖値が急激に上がるわけです。
この本を読んだあとあたりから、外食ではなるべく定食を食べるようにしています。
と行っても定食食べれるところって少ない…ので自分の「定食屋マップ」を頭に入れておくのが良いでしょう。
P249:身体を温めるのが免疫アップの基本
「体温が下がれば免疫が落ちる」という当たり前の話ですが、現代はクーラーや氷の入った飲み物だらけで、とにかく身体が冷えるようにできています(コンビニのホットドリンクコーナーも夏になると消えるところが多いし)
ということなので、自分の身は自分で守るしかありません笑。私の場合は真夏でもホットのお茶を飲みますし、外食の飲み物でも氷は入れません。
オススメしたいのが、缶のお酒とかを買ってきたら「真夏でも湯煎して緩くして飲む」という飲み方。最初は気持ち悪く感じるかもしれませんが慣れてくると全然平気になります。
あとは寝る前は真夏でもノンカフェインのハーブティーを何かしら常備していて飲んだりしてますかね。
まぁ氷の入ったレモンサワーなんぞを飲むのもたまには良いんですけど、チリも積もれば、ですからね。
終わりに
というわけで今回も書評でした。
もちろんここでNGとされている食品もたまになら良いんじゃないかな…と思いますが、やっぱり常習性があるので「たまになら良い」という距離の取り方そのものが難しかったりするのかなと。
多分、「自然のものを食べる」「糖質はほどほどに」「酒は楽しく飲む」くらいが心身ともに疲れにくい食事なような気がしました笑。
ではでは。