「ミニマリストになりたい!」と思ったら…持ち物の「捨て方」に注意!

はじめに
今回はミニマリストネタ。先日みたこちらの動画が面白かったので、そこから私なりに考えたことを書いてみようと思います。
テーマは「ミニマリストには徐々になろう」ということです。
というのもこのブログの方向性として「ミニマリスト人口増加」という目論見があるのですが笑、いろんな人と話してみると「ものは捨てたい」「ミニマリストに興味がある」という人は多いけど「でもミニマリストにはならない」というパターンが多いような気がします。
そこで今回はそのミニマリストのハードルを下げるような記事かつ、ミニマリストになって後悔しないような情報もお伝えできればと。では本題に。
結論→いきなりミニマリストになるのはリスキーである
上の動画でも述べられていますが「いきなりミニマリストにならずに、徐々にものを捨てていく」という方法がオススメです。
人間は普段はホメオスタシスといって「現状をキープする」という法則のもとで生きていますが、何かの拍子に急に行動を起こすこともあり得ます。
もしこれが「ミニマリストになりたい」ということだったらどうなるか?というと、急に身の回りのモノをかたっぱしから処分してしまうことになる。
場合によってはそれでうまくいく場合もありますが、「捨てなきゃ良かったな」と後悔するリスクも考えた方が良いです。
これはなぜか?というと、これまでものを溜め込んできた人にとっては「捨てるものと残すものの」選別自体に慣れていないのです。
そしてこの「選別する力」というのは非常に大事なものですし、一長一短でみにつくものではないかなと私の経験上感じます(逆にこれが身につくと余計な買い物をしなくて済むようになるので、とても便利な能力になります)。
そしてこの「選別する力」が不十分な状態で断捨離を進めると、めちゃくちゃエネルギーを消耗します。人間は「判断」をするときにエネルギーを消耗しますし、買うことよりも捨てることの方が大変と言われています。
とうわけで以下の2つの状態に陥っている人、つまり…
✔︎ミニマリストに興味があるけど、踏み出せない人
✔︎今猛烈にミニマリストになりたい人
このような状態の人には「徐々にものを手放していく」ということをお勧めしたいと。そこで「自分に向いてそう」とか「うまくいきそう」とか思ったら、さらにものを手放していけばいいわけなので。
ちなみに私の場合はここでいう悪例、つまり書店でミニマリストの本を何気なく立ち読みして、急に「ミニマリストになる!」と思い立って、身の周りのものを一気に手放しました。
なんとかラッキーなことに「取り返しのつかない捨て方」をしたものは今のところありませんでしたが、今にして思うとなかなか向こう見ずなことをしたなぁと。
ミニマリストはアップデートしていく
以上が今回のメインのお話なのですが、今回のことに絡めてもう一つお話しすると「ミニマリストに終着点はない」ということです。
つまり「〇〇の状態になればゴール」というのが設定しにくいし、無理して設定しないほうがいいと思います。(まぁ「全財産がリュック一つ」とか「キャンピングカーで暮らす」とかなれば一つの最終形とも言えますがね)
またその時々の自分の周囲の環境やライフステージも「ずっと同じ」ということは考えにくいので、日々最適化、というかアップデートしていけばいいのではないかと思います。
その過程を地道に続けていくと、先ほど書きましたが新しくモノを買うときにものを選別する感覚がわかってくるので「これは本当に必要?」「どうやって捨てる?」ということを考える癖がつき、これは本当に役に立ちます。
ちょっとずつ捨てた方がいいもの
というわけで最後におまけとして、ちょっとずつ捨てた方がいいものの代表的なものをご紹介。
①書類
市販の本なら最悪捨ててもまた買えばいいのですか、意外とA4サイズの書類はそうはいかないものもあるので一気には捨てられません。
内容がわかればいい程度のものなら写真データに残せばいいわけなので、徐々にこれをしつつ減らしていくといいですね。
②本
本は捨てたら買えばいいと書きましたが、ビジネス書系は持っておいてもそんなに読み返さないのに何故か持っておこうとなるジャンルですね。
ただブロガーとかだと引用とかしたくなることもあると思います。できれば電子書籍がベストなのですが、そうもいかないときはは書評記事を書いて売ってしまうのがベスト。こうすると徐々に手放せます。
③服
服については、薄着の夏は割と強気でガンガン捨てると冬場困ります笑。
なので慎重にいきたい人はワンシーズンは様子を見るといいでしょうお金があるなら買い足したら捨てればいいんですけどね。
おわりに
というわけで今回は「徐々にミニマリストになること」をご紹介しました。
何事もそうですが実際にやってみないとわからないことだらけな世の中なので、まずは取り返しのつく範囲で試してみる、という精神はこれからの時代必要かもしれませんね。ではでは。