持ち運びやすいツインペダルをお探しの方へ…TAMAのアイアンコブラ600シリーズのご紹介

はじめに
さて今回の記事は久々の機材レビューです。
先日TAMAのツインペダルのアイアンコブラを買ったので、使ってみた感想などを書いていきたいと。
私が買ったのはアイアンコブラの600シリーズなのですが、これはどうやら限定色だったようで…ネットで調べると、600シリーズは通常色の値段が20000円代後半と大変リーズナブル。
なので今回は「初めてツインペダル買いたいけどどれにしよう?」という方や「ツインペダル買い替えたいけどそんなに予算かけれないし…」という方のお役に立てばと。では本題に行きましょう。
そもそも、ドラマーに最低限必要なものって?
ご存じ(?)このブログはミニマリストブログなので私は楽器も極力持ちたくない派なのですが…ツインペダルは目をつぶって所有しないとダメと思っています。
というのも、スネアドラムは最悪備え付けのをささっとチューニングすればいいんですけど、いまだにツインペダルについてはスタジオによっては壊れているものを置いているところがちらほらとあるので(ライブハウスにはそもそも無いし)
初めていく現場には自分の機材を持っていかざる負えないでしょう。
なので私が思うドラマーの必要最低限なものは…「スティック」と「ツインペダル」がミニマムな装備ですね。
今回ツインペダルを買った経緯
で、私の場合ですが。先日、長年使った自分のツインペダルを手放してからは…。
なんとかレンタルなどで凌いできたのですが、いい加減買おうと楽器屋に。
最初はパールのツインペダルを買う予定だったのですが、最初にこのTAMAのアイアンコブラが目に飛び込んで気で、ふと持ち上げた瞬間に「軽い!」とビックリ。
この軽さに魅了されて8割方買う決心がついてしまったのですが、さすがに試奏しないとまずいかと思い、10分くらい試奏してまぁまぁの感じだったので買ってしまいました。(ちなみにAmazonだとシングルペダルしかヒットしません)
TAMAのアイアンコブラの特徴
ここで詳細な話に入る前にちょっとTAMAのアイアンコブラの特徴についてご説明を。
TAMAのアイアンコブラというと、昔のマイク・ポートノイ(今は知りませんが)に代表されるように、メタル系ドラマーの代名詞的なところがあります。
www.youtube.comそれはつまりどういうことか?というと「表現できる音量音色のレンジが狭い」という事なのではないかと。
「狭い」と書くとデメリットの様な印象もありますが、つまり「均質な音」が必要なメタルに向いているペダルなので、ジャズ系の様に、広い音のレンジが必要なジャンルだったら、他のペダルを使った方がいいのではということですね。
良かった点は?
これはもう「軽いこと」につきます。
ペダルケースに入れても片手で持てる位軽いです(女性だとちょっときびしいかも?)。つまり、機材を運ぶ時に必須なキャリーカートを使わなくていいので…。
電車の移動もストレスフリー。後良かったことといえば、は値段の割には一通りの演奏もできるし、見た目もいいし…って感じです。
イマイチだった点
どうしても値段が値段なのでTAMAのアイアンコブラの上位機種と比べると「ずっしり感」が無いのは気にはなってしまいます。
つまりペダル自身の重量が軽いのでどっしりとした低音を出すにはそれなりの工夫が必要という事でしょうか。
後は…「ドドッ」っていうような、右足の2つ打ちも少々やりずらいです。
この辺はやっぱり、YAMAHAの名器FP910やFP720が抜群ですね。
おわりに
というわけで、「お前は軽さで楽器を選ぶのか!」と言われそうですが笑、前にも書きましたが、ドラムという楽器は他のギターなどの様にサラッと持ち運べて演奏ができないので。
とにかく持ち運びやすさというか、機動力を上げていろんな演奏の機会を持ちたいというのが私の考えなので…まぁしばらく使ってみて他のが欲しくなったら、他のに買い替えているかもしれません。
ではでは。