【書評】「情報だけ武器にしろ」堀江貴文・著

目次
はじめに
さて今回は書評記事を1つ。ご紹介するのはご存知堀江貴文氏の2019年3月発売のこちら「情報だけ武器にしろ」。
私は堀江氏のメルマガ「堀江貴文のブログでは言えない話」を定期購読しているので、今回の本は立ち読みで済ませようかなと思ったのですが。
ちょうど電車で移動する時にスマホの電源がなくなり、本も持っていなく、おまけに眠くもなかったので電車移動をぼーっと過ごすのができない難儀な性分ゆえに…買ってみました。
で、今回は私と同じブロガーの方に向けて良さそうな部分を引用してご紹介しようと思います。
私もブログをやり始めて「情報」について色々考える様になると、普段の雑談すらも情報の交換であり、そりゃあ朝起きて寝るまでに情報を我々は浴びまくっているわけです。
なのでその情報をうまく制することができれば毎日快適に過ごせるのかな、なんて思ったりします。では本題に。
P.41教養のレベルはできるだけ上げておこう
これは現代版の教養を身につけよう、ということです。例えばこのブログはドラムのブログなのでドラムを例にお話してみると、
「BPM120のパラディドルを使ったフィルインを叩いてみて」という指示に対して、専門用語が3つ出てきていますが、これを知らないと即時に受け取れる情報の密度が薄まってしまうということですね。
もちろん落合陽一氏の様に古典にも精通している人もカッコいいですが、まずは自分の専門の分野を作りその分野の教養を身につけていくことから始める、ということでしょうか。
P.45ノイズの情報にアイディアの原石が入っていたりする
これは自分にとって心地よい情報ばかり集めない方がいいということですね。
頭のいい人って「A」というジャンルと「B」というジャンルの抽象度を上げてその共通点を探しだすのに長けてますけど、そんな様な事かなと。
特にブロガーはこれをしないとただ既存の情報をなぞるだけの退屈な文章になりがちかなと。例えば電車の広告やショッピングモールみたいにお店がつ習っているところを歩いていても…。
そこから何かヒントになるものはありそうですね
P.147大して好きじゃない事だから仕事にできない
まぁ好きなことを仕事にしたらしたで悩みは色々あるとは思いますが、そもそも音楽もブログもそうですが、
「好きなことと仕事が直結している事」って他の人も同じように「仕事にしたい」と考えているわけで(つまり倍率が高い)、そうするとそこから頭一つ飛び出ないといけない。
頭一つ飛び出るためにはものすごい量の努力をしないといけない…となった時に本当に”好き”じゃないとその努力ができない。
という何やらメビウスの輪の様な、色々考えさせられるお話です。
P .155文章なんてスマホ片手で書けば良い
ブログが続かない人の特徴の1つとしてよく言われるのが「ちゃんとした文章を書かないとと意識するあまりに、毎日書けなくなる」なんて言われています。
もちろん「てにおは」がデタラメだと読みにくいですが、文章の整合性が取れてなくても、とにかくスマホで出先のちょっと電車を待っている時に書いた文章が意外といいものだったりしますよね。
終わりに
というわけで今回はサクッとした軽めの書評記事でした。