東京の五反田で「角打ち」を体験!美味しい日本酒も飲めました

はじめに
今回は久々「食」のテーマでいきます。先日東京の五反田で「角打ちという珍しい体験をしたのでその様子をご報告。
まぁ簡単に言うと「酒屋の中で立ったまま2時間飲んでいた」と言うことなのですが、この令和のご時世にドップリと昭和に浸れた時間でした。というわけでその詳細を書いていきます。
東京・五反田の裏道の酒屋
今回訪れたのは五反田です。渋谷から電車で15分もかからないようなまさに東京のど真ん中。そんな五反田の駅を降りてちょっとだけ怪しげな横道にはいるとありました。
外から見たら「まさかここで飲める」とは…みたいな感じ。普通に歩いていたら素通りしてしまいそうなお店ですよね。
角打ちとは?
「角打ち」という言葉自体があまり馴染みのないものかと思いますが、その語源はWikipediaによると「量り売りされたお酒を升の角に口をつけて飲む」という説があるそうですが、正しい語源は不明とのこと。
要するに先ほども書きましたが、「酒屋の中で飲むこと」です。ちなみに「立ち飲み」もこの角打ちにちに入るという定義もあるそうです。
近年お洒落なスタイルの「立ち飲み屋」なんかもできていますが、今回行ったところはそことは一線を画する角打ちの中でもハードボイルドな感じのお店です。
一杯目→チューハイで角打ち
まず店内に入るとタバコ臭い!笑。全席喫煙です。
そしてテーブルがいくつかありスーツ姿の男性たちがのんでいたり、一人で新聞を読みながら飲んでいたり…楽しみ方は人それぞれ。
多分いきなり一人で入ると人によっては男性でもひるむ雰囲気ですが、今回は角打ちの先輩に連れて行っていただいたので幸いすんなり入れました。
棚にあるお酒とおつまみをまずは買います。買うごとにお金は支払うシステムです。缶詰などはお店の人がお皿に入れて持ってきてくれます。
この日は非常に寒い雨の日でしたがとりあえずまずはチューハイからスタート。つまみはソーセージの缶詰とピスタチオです。
周りの棚には必要最低限のお酒とおつまみが置いてあります。この無駄なものがない感じ、飾り気の一切ない感じがとても落ち着く秘訣なのかもしれません。
さらに落ち着くだけでなく、口にするものすべてが妙に美味しい。おそらくこれと全くメニューを家で一人で飲んでも美味しさはここまで感じないでしょう。これもこの風情あふれる店内ならでは、ですね。
二杯目→日本酒で角打ち
私もそこまで一度にお酒を飲む方ではないので、二杯目をハイライト、つまり少々重ために日本酒にしようと決めていました。
「角打ち」道というのは日本酒でも安いカップ酒を飲むのが王道らしいのですが、どうしてもこの島根の地酒が気になったのでこれを今回のハイライトに。
このお酒のアテは…悩みましたがサバ缶に。この組み合わせは大正解。そしてサバ缶をここまで美味しいと思ったことはありません…笑。
三杯目→チューハイで角打ち
そしてラストは再びチューハイに戻ります。
この間のアテとしてポテチをつまみつつ、横の棚にあってずっと気になっていたペヤングをシメの一品として注文。これもなんとお店の人が作って持ってきてくれました。
まだまだ飲める感じでしたが、一番心地よく酔いが回っているところでお開きに。
終わりに
というわけで気付けば2時間経過していましたが、立ちっぱなしで疲れた感じも特になくあっという間な感じでした。
日頃は割と食事の栄養バランスとか気にしていますが、この時とばかりに全く無視してジャンクなものを食べ尽くしてみましたが、量が少なかったので翌日には特にダメージは残らず笑。
しかしこのような飾り気のない場というのは本当に良いですね。また開拓していきたいので時代に負けずにいつまでも残っていてほしいものです。ではでは。