ドラム上達方法/ミニマリスト/趣味の話

【書評】勝間式超コントロール思考【勝間和代・著】

 
  2019/09/20
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勝間式
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ドラム歴25年。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。ミニマリストでもあります。
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はじめに

今回はこちらの書評です。きっかけは勝間和代さんのこのYouTube動画が面白かったので、

こちらの本を買ってみました。

勝間式

キーワードは「コントロール」。

先日の記事の続きになりますが、ミニマリストな生活をしばらく続けていると自分がいかに「何か」にコントロールされていたかということがわかってきます。

 

別にこれはアヤシイ話とかではなくて笑、極端に言えば人間の暮らしは大昔は「朝起きて仕事して夜は暗くてモノが見えないから寝る」というとてもシンプルな生活だけが流れていて、それが当たり前みたいな感覚だったわけですが、いかんせん現代は選択肢が多すぎる。

 

特に生活のベースとなる衣食住に加えて娯楽の選択肢が多すぎます。私はよく「田舎」にいくのが好きなんですけど、そこでは食事できるところは2~3件しかないので選びようがないんです笑。

 

反対に都市部の飲食店やコンビニ、自販機の多いこと。心理学でも「人間は選択肢が増えすぎると逆に選べなくなる」なんて言いますし。

 

なので話を本題に戻しますがどうしても「コントロール」と聞くと「自分で自分を縛り付けて面白みのない窮屈な生活」みたいな印象を受けます。

 

しかし逆に日々の生活を自分でコントロールしないと、どんどんおかしな方に流されていってしまうのが現代の都市部の暮らしなのかなと思います。(この辺も多分先日の記事で書いた「エントロピーの法則」に乗っ取っているのかも)

 

そんなわけで今回は自分の生活を「コントロール」することに情熱を傾けているミニマリストの方はもちろん、そうでない方にも何か「生活の知恵」的なヒントになればと思いまして、本書の中からいくつか引用してご紹介。

 

P70:「気力のリソース」に余裕を持とう

砂時計

「リソース」というのは用はPRGのゲームでいうHPやMPみたいなイメージです。本書では「時間」「体力」「気力」のリソースに余裕を持たせることが推奨されています。

 

この「余裕」というやつがとても大事で、何事にも「余裕」がないと「縛られる」ことになってしまいます。つまり自分がいろんな要因にコントロールされる側になってしまうということですね。

 

これは私の話ですが、ギリギリにやること(待ち合わせとか、期日とか)がどうにも嫌いでして。

 

これはここでいう「時間」のリソースに余裕を持たせるということになりますね。そして「時間」のリソースに「余裕」があると「気力」のリソースも削られない、と言った相乗効果も期待できそうですね。

 

P113:集中力のピークを知る

「朝に頭を使うことをやろう」というのは数多のビジネス書に書いてある定番となっていますが、本書では「自分の”クロノサイクル(睡眠サイクル)”を把握することの大切さ」が書いてあります。

 

つまり人によっては「朝は頭がぼーっとして作業がはかどらない人」もいるから、無理に朝に頭を使う仕事をしなくてもいいということですね。

 

また勝間さんはカフェインやアルコールのコスパの悪さについても言及されているので、無理にカフェインでこの自分のクロノサイクルを修正するのはよくないわけです。

 

P148:クリーニングが必要な服はコストがかかる

クローゼット

これはミニマリストにも通じる「衣服」のコントロール。

 

クリーニングが必要になる服は「持っていること」にコントロールされているということですね。クリーニング代もさることながら、取りに行く手間はかかりますしね(まぁ服が大好きな人にとってはそれを含めて趣味としてはいいと思いますが)。

 

P160:時間割引率が高いのは飲酒

勉強

勝間さんの動画の方にも「時間割引率」というワードがよく出てきますが、心理学でも報酬(ご褒美)が「すぐに確実にもらえる」ことの方が人間は魅力を感じるということが言われてますね。

 

この「時間割引率」はトレーニングや楽器習得、勉強などもそうで「短期間ですぐに結果が出ないけど、長期的に結果が出る」とわかっている人だけが継続できるということです。

 

なので「飲酒」というのは「今が良ければ良い」代表格とも言えますね…。まぁ毎日飲みたい酒好きの身としてはこの誘惑は本当に強力なので困ったものです笑。

 

P254:家事のコツはいかに自分でやらないことを増やすか

家事というのも、気をぬくと自分がコントロールされてしまう要因です。

ネット通販や家電をうまく組み合わせて家事をコントロールすることで他のやりたいことに時間のソースを使えるということです。

 

終わりに

というわけで今回はこちらの本の書評でした。

 

ミニマリスト的な視点でまとめるならば、「モノの保持やメンテナンス」というのはエネルギーを要します。

 

そうすると自分の持ち物にエネルギーを取られてしまう、つまり「持ち物にコントロールされてしまう」ということなのかなと思います。

 

後は「混んでいる飲食店で待たされる」なんかも地味に色々削られるのでその間にPCで作業をするなどしてパズルの様に時間を組んでいくと、自分のやりたいことができる様になるかなと。なかなか難しいですけどね。ではでは。

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