ドラム上達方法/ミニマリスト/趣味の話

「自分の代わりになるドラマーなんていくらでもいるよな…」とお悩みのドラマーに向けて

 
  2021/11/14
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ドラム歴25年。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。ミニマリストでもあります。
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はじめに

今回はドラムのお話…ではありますが、ドラマーに限らず楽器のプレイヤーの方なら何かの参考になるのではないかというお話です。

テーマの元ネタは藤原和博氏のこちらの動画の内容です。

www.youtube.com

今回取り上げるのは44分あたりからのお話しですが、この動画とても参考になるので全部見ることをお勧めします。時間が無い方は本でもよいかと。

で今回の内容をザックリというと「100万人の中の1人の人材になるには」という部分をシェアしようかと。

 

ただこの内容って堀江貴文氏の「多動力」をはじめ結構いろんなところで言われてたりする話です。

そして「これがどうドラムの話と関係があるの?」ということですが。

楽器をやっていると最初はいろんなことができて楽しいことが多いんですけど、段々こなれてくると…「自分の代わりっていくらでもいるんじゃないか?」と悩み始める時期がやってくるわけです。

 

特にドラマーに関しては、「音階が出せない」という楽器の特性上、特にそう思うこともあるのではないかと。

つまり「別にこの8ビートなんてだれが叩いても同じじゃん」「どうせ聴いてる人なんかに分かりっこないじゃん」…とかですね。

 

ただその雑念を振り払いひたすらストイックに「自分のドラムの演奏の個性を磨いていく」という道もあるとは思うのですが(詳しくはリンク先の過去記事をご覧ください)。

 

ただ今回は演奏のことはいったん脇に置いて…この動画の内容をベースにして別の切り口でお伝えしたいと思います。というわけで前置きが長くなりましたが本題に。

 

100人に1人の人材になれる分野を3つ持つこと

まず導入として、この一連の話を初耳な方に軽く説明を。

 

要するに、どんな分野でも「1つの分野で100万に1人の人材になるには、ほぼ不可能ですが、1つの分野で100人に1人になるには時間をかけて頑張ればできそうだ」ということです。

 

そしてその分野を3つ持てば、それを掛け合わせることができれば…つまり「1/100×1/100×1/100=1/1,000,000」と、100万分の1人の人材になれるという話です。

 

…と、ここまでは色々なところで言われていますが、今回の動画のポイントとしては3つの分野をそれぞれの三角形の頂点とした時の三角形の面積です。

f:id:argon666:20181007130258p:plain

この図のように、三角形を取った時に面積が広い方が希少性がより上がるし、わけです。じゃぁこの三角形の辺の長さは何と関連しているのか?というと、それが「各分野の関連性の遠さ」みたいなことだということかなと私は思います。

 

ドラマーの三角形とは?

ここまでは抽象的な話なので、これをドラマーの場合に落とし込んでみましょう。

 

例えばこの3つの分野を、「ドラム」、「パーカッション」、「ベース」だったとします。

つまり、ドラマーでありながら、パーカッションができて、ベースもそこそこ弾ける人を想定してみます。

f:id:argon666:20181004083430p:plain

この3つで三角形を作ると、ドラムとパーカッションが非常に近い分野だし、ドラムとベースも同じリズム楽器という側面であるのでイメージとしてはこんな感じのように、三角形の面積はそれほど広がらないのではないか…と思うのです(あくまで一例ですが)。

 

ではどうすればいいか?という事ですが、まぁバリエーションはたくさんあると思います。なので私の考えるこれからの時代に適応したドラマーの三角形の一例はこんな感じかなと。

f:id:argon666:20181007130857p:plain

つまりどういうことかというと、「ドラムを叩ける」一本で勝負するのは難しいわけなので、そこに作詞作曲ができること・経営(ビジネス)の知識がある(つまりマーケティング・売り出し方の考え方がしっかりしている)があるこの三角形がグッと広がるのではないかと思うわけですね。

 

ただ誤解しやすい点としては、「自分はドラムも叩けて歌もそこそこ歌えるから…ドラムをたたきながらコーラスができる!」という考えだと今回の趣旨とちょっとずれるかなと思います。

 

つまりどういうことかというと、「ドラムを叩きながらコーラスをする」ことはあくまで「ドラム」と「歌」がそれぞれ独立しているわけです。つまり三角形の点にしかならず、掛け合わせとしては少々弱いかなと。

 

なので例えば「自分が身に着けた歌唱法(呼吸や身体の使い方)をドラムに応用することができる、またはそれをわかりやすく人に教えることができる」という感じだと「歌」と「ドラム」は三角形の辺になるかなと思います。

 

おわりに

というわけでそろそろ結論に入りますが、ドラマーとしてどうあるべきか?と迷っている方はこの三角形の面積を考えてみると何か突破口が見つかるかもしれません。

 

まぁこの考え方に懐疑的な方は「器用貧乏」と思うかもしれませんが、「器用貧乏」は各分野で1/100人まで到達できていない段階なのかなと思います。

 

というのも、1/100人まである分野を極めると、抽象的な考えが身についてくるので必ず他分野や異業種に応用できるようになると思うわけなので。

 

これはこれからは副業ならぬ複業の時代を考える上でも大事な考え方だと思いますので

是非ご参考までに。ではでは。

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