楽器初心者はキーボードでコードを弾くだけでも十分雰囲気は楽しめます

目次
はじめに
今回はキーボードのお話。
このブログではあんまり鍵盤については書いてきませんでしたが。
「ピアノはハードル高いけどキーボードならできるかな」と思っている人もいるかもしれません。
私が思うに、バンドの楽器(ギター、ベース、ドラム、キーボード)の中で始めやすいのは圧倒的にキーボードです。
なぜなら、鍵盤を押せばちゃんとした音がでるから。
これが他の楽器だと「音は出たけどショボいな…」というところからのスタートとなるからなんです(管楽器や弦楽器においては音すらでない)
もちろん極めるのはどの楽器も死ぬほど大変ですが、バンド系で何か楽器をやってみたい人はキーボードが始めやすいということ。
またもともと他の楽器ができる人も、鍵盤がつたなくても弾けると圧倒的に有利です(理由は後ほど)
では本題に。
鍵盤=楽譜そのもの
まず鍵盤ができると何が得か?という話からです。
さっきも書きましたが、バンドに使われる楽譜にはいくつか種類があります。
- 五線譜→音楽の授業で見た普通の楽譜
- コード譜→弾き語りとかで使う
- タブ譜→ギターとベース専用の楽譜
- リズム譜→ドラム専用の楽譜
この中でも基本中の基本が五線譜ですね。
音楽の授業で目にしたいわゆる「おたまじゃくし」が書いてある譜面です。
でもクラシック以外のジャンルをやる場合は必ずしも必須ではないです。
ただバンドアレンジするときとかは知っておいた方がいいです。
なぜならバンドアレンジでよくやりがちなのが「低い音が多くて全体の印象がモコモコとして聴き取りにくいアレンジ」だから。
こうなったときに頭の中に五線譜のイメージがあると、高い音から低い音までどう配置されているか?がイメージしやすくなります。
これはメロディを出せないドラマーも人ごとではないですね。
なぜならドラムはメロディを出せなくても、低い音(バスドラムとか)から高い音(スネアドラムやシンバル)まで満遍なくだせる楽器だからです。
何から始めるか?
で話を戻しまして。
初心者がキーボードを練習するときに何をやっていくか?ですね。
キーボードって要は鍵盤が柔らかいピアノと同じなので、真面目な人だとピアノの基礎練習の教材の「ハノン」とか「バイエル」を最初からやらないといけないのかなと思うかも。
もちろんそれが一番基礎が身につきますが、いかんせん地味です。ひたすら地味な練習が続きます。
なのでモチベーションが落ちないための練習をご紹介。
①好きなメロディを右手で弾いて見る
まずは自分の好きなメロディを右手で弾いてみることです。
キーボードはいろんな音が出せるのでこれだけでも最初は楽しいです。
②右手でコードを弾く
なれてきたら右手でコードを自分の好きな曲に合わせて弾きます。
コードにもリズムがありますが、それは全無視して「押さえっぱなし」で大丈夫です。
この時もいきなり3本の指で弾かずに2本で大丈夫です。
例えば「ドミソ」というCのコードは「ドソ」で大丈夫です。それがなれてきたら3本の指でコードを弾いてみます。
まずはここまでを目指すといいですね。ちゃんと「音楽」をやっている気分になるので。
③両手でコードを弾く
次は両手でコードを弾きます。この時左手は指一本で大丈夫です。
例えば「ドミソシ」という「Cメジャーセブンス」というコードなら、左手で一番下のドを押さえて、右手で「ミソシ」を弾きます。
④右手でメロディ&左手でコード
そしてようやくキーボードらしい練習に移ります。左手でコードを弾いて右手でメロディを弾きます。
最初はドラムと同じでどちらかの手につられてしまいますが、要は脳トレと同じなので、繰り返しやって慣れていきます。
ここまで出来るとキーボードの弾き方の全体がわかってきます。
ここから先は教材買ったりYouTubeみたりして地力でどんどん開拓していけるでしょう。
楽器は何を買うべきか?
そして楽器は何を買うか?ですね。
楽器自体が初心者の人はとにかく練習のハードルを下げることが大事。
なので思い立ったときにパッと弾けるスピーカーが内蔵された様なこの辺がいいでしょう。(飲み会一回分のお金で楽器が始められちゃいます!)
要は練習するのにいちいちスピーカーやイヤホンにつなげるという一手間を入れるとそれだけでめんどくさくなりますので。
予算とやる気がちょっとだけある人は後々の事を考えてこの辺とかがいいでしょう。
終わりに
というわけで、今回は「キーボードのはじめ方」についてでした。
今はキーボードの値段も性能の割にはぐっと安くなったので楽器をはじめる敷居も低くなってきています。
極端な話スマホやタブレットの無料のアプリでもキーボードはありますからね。そこから始めてみるのもアリかも。
よければご参考までに。ではでは。