ザ・リーサルウェポンズが遂にメジャーデビュー!なのでその魅力をご紹介

はじめに
今回はおススメのバンド紹介。
昨年2019年8月の過去記事で「2019年下半期ブレイクしそうなアーティスト」としてご紹介したザ・リーサルウェポンズですが、この記事から一年遅れて2020年8月にメジャーデビューが決定しました。
好きなアーティストがデビューするというのは何ともうれしいですが、同時にもうインディーズで聴けない寂しさや、「あの」際どいタイトルの曲はどうするのか?などと思ったりもします(ちなみに私の毎朝の目覚めの曲はこれ!)。
ただメジャーデビューということはいろんな媒体での露出も増えるでしょうから、今回は過去記事と合わせてここのブログならではの切り口でその魅力をご紹介したいた思います。
発想が自由
やっぱり二人組のユニットということで小回りが効くということもありますが、すべての楽曲制作とPVを手掛けるアイキッドさんの発想が自由なところが魅力的。
ひと昔前だと、人前でちゃんと楽器を弾いて動員増やして、CD出して会場大きくしてテレビの歌番組に出て…という活動がいわゆる王道でありましたが、ネットが発達した今はこの方法意外にもたくさん選択肢があります。
つまりネット先行で人気が出て、そこにメジャーのレコード会社がオファーを出す感じですよね。
あと音楽そのものがが職人芸からエンタメ色が強くなっていったので「どう見せるか?」「アーティスト本人にどう関心を持ってもらうか?」ということが大事になっているかなと。
この図式を崩したパイオニアがゴールデンボンバーだと思いますが、ザ・リーサルウェポンズも別の意味で発想が自由。
「自由」って何でもありな分、何をしていいか分からないという表裏一体がありますが、ほんとに何でもありなんだなぁと思わせてくれます。
①ギターのステージングが面白い
アイキッドさんのインタビューを聞くと、最初は自分が表に出るのが嫌だったとのこと。
とはいえステージングが面白いのです。まずは動画をご覧ください。
ギターを弾きながらステージを普通にウロついています。普通「ギターのステージングはこうあるべき!」みたいなところを見事に打ち破ってますね。
こんな自然体なところがすごくいいなと思います。
②古本屋でライブをする
今年の4月と5月は音楽業界全体がコロナで全くライブが出来なかったわけですが、その時の配信ライブがこちら。
何と古本屋の中でやってます。
そもそも、ここはファンならお馴染みザ・リーサルウェポンズ結成のきっかけとなったお店「都立家政のブックマート」です。
めちゃくちゃ狭そうなんですけど「音楽はどこでもできる」という発想の自由さが伝わってきます。
④洋楽メタルをネタにする
リーサルウェポンズはメタル好きにはたまらない楽曲がズラリですが、最近の曲で「プータロー」という曲があります。
これって、メタルの大御所・ジューダスプリーストの「ブレイキン・ザ・ロー」のオマージュだったんです。
ギターのリフは完全に同じではないものの、聴くとニヤリとします。
「ブレイキン・ザ・ロー」からどうやって「プータロー」に行き着いたのか…?「ロー」という語尾から着想したのか?謎が深まります。
④ライブでカレーを作る
そして極め付けは先日のこのライブ。「モツ煮ークルー カレーなる激情ライブ」というタイトルの配信ライブ。
モトリークルーを知らない世代にはピンと来ないかもしれませんが、アイキッドさんはライブ中に後ろで楽器を弾かずに料理をしてます笑。
しかも料理の手際もよく、ライブ感もある笑。
考えてみたらギタリストがライブでギターを弾かなきゃいけない理由はどこにもないのです。
そしてこの動画のラストにメジャーデビューが発表されたたいうことですね!
おわりに
というわけで今回は好きなアーティスト紹介でした。
記念すべきデビュー曲は「スーパーのお惣菜の半額セール」がテーマとのこと。どんな曲になるのかとても楽しみです。
ではでは。