ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

【書評】メモの魔力【前田裕二・著】

 
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メモの魔力
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

さて今回はこちらの書評を。

メモの魔力

ご存知「メモをとりまくる社長」としてメディアでもよく拝見する前田裕二氏のベストセラーです。

 

発売自体は少し前でずっと気にはなっていたのですが、タイミング的にあと回しになっていて、先日山の上の宿坊に泊まっていた時に部屋でWifiがつながらないのでブログ作業ができずに読書でもするかと思って今になって読みました。

 

ただこういう本の書評って「前田社長すごい!自分はまだまだだけど頑張っていきます」的な書評になると多分あんまり面白くない記事になると思いまして、本の詳細については買って読んでください笑。

 

その上で今回はどういう方に向けて書こうかと思ったときに…

「何か良いことないかなー?」という口癖の人っていますけど、そんな人にオススメしたい本かなと思います。

 

あと、ブロガーの方にも是非オススメしたいですね。これだけブログが溢れかえってる中で折角自分の記事を読みにきてくれる人には面白い文章を提供できてこそのブロガーですからね。そしてその面白い文章を書くヒントがいっぱい詰まっていました。では本題に。

 

ファクト→抽象化→転用

メモ

まずはポイントとして「ファクト→抽象化→転用」という図式が本書で何度も繰り返し出てきます。

 

一応ここは音楽ブログなので音楽を例えに考えると、「ある売れているアーティストがいる」という「ファクト」があるとそこから、「なぜ売れているのか?」という抽象的なエッセンス徹底的に抽出します(この時にメモの出番)。

 

そしてこれを自分の音楽活動なり他の仕事に転用します。読んでいてふと思ったのは転用まで至るのが結構難しいんですね。

 

この作業は難しいことなので頭の中だけでやらずに紙に書く、つまりメモを取ることが大事なわけです。そしてこのプロセスのいいところは音楽から得たネタを音楽以外にも使えるということ(逆も然りです)。

 

例えば飲食店の経営とかですかね。なぜなら具体性を取り除いているからいろんな分野に応用が効くんですね。

 

そうして街中を見てみると広告やら実店舗やら…この「ファクトの宝庫」だらけだったりしますからね。

つまり、先ほど書いた「何か良いことないかなー?」という人の心理はこの本に沿って考えると…

 

①自己分析が乏しくて自分の好きな事がわからない

②身の回りに転がっていることから面白いことを見つけられない

という感じではないでしょうか。

 

抽象化トレーニングは「謎かけ」と似ている

この「抽象化」というやつは馴染みのない人、特に数学とか哲学を通っていない人にとってはにとってはちょっと難しい言葉かもしれません。

 

ただここまで読んで勘のいい人なら「これって、一時期流行った”謎かけ”と同じかな?」と思ったと思いますが、まぁちょっと強引かもしれませんがそれに近いですね。

 

「〇〇とかけて〇〇ととく…その心は?」というやつの「その心」というのが、互いを抽象的にみた時の共通点というわけです。

 

メモを内在化する

メモ

さらにメモを取り続けていると嬉しいおまけがついてくるらしいです。

 

それはメモがなくてもこの「ファクト→抽象化→転用」というプロセスが頭の中でも処理できるということ。

 

逆にこれができたいない人たちで会議をすると話が全くまとまらずに時間ばかりがすぎていく…という体験をした人もいるのではないでしょうか。

 

もちろん、これは「紙のノート」で大量にトレーニングした後の産物なので「じゃぁ紙のノートいらないじゃん」とは鳴らないのでご注意を…。

 

「やってやり過ぎ」ということはない

ということでこの他にもいろんな具体例が書いてあるので読んでいただきたいのですが、

前田社長ほどのスペックのお方がここまで徹底してやっているのだから何事にも「やりすぎはない」ということを痛感したわけです。

 

つまり「何か良いことないかなー?」と聞く人は「やりすぎた」という体験がないのかも。

 

もちろんこういった人を批判したりディスったりしたいわけではなくて、「やりすぎるくらいやること」って本当に楽しい世界なんだなと思います。

 

楽器が長く続いている人は御多分にもれず「楽器に狂っていた」時期があるはず。あういう体験ができた我々?ミュージシャンはある意味幸せなのかもしれませんね。

 

メモは残しておいた方がよい

ゴミ

後もう一つ気づいたことが。それは「メモは残しておこう」ということ。

 

どうしてもスマホやパソコンのメモを主体にしていると、「タスクが終わるとゴミ箱行きにした方が頭がスッキリしるかな?」なんて思いますが。

忘れることって本当に忘れるものなので、数年前の自分のメモから思いがけないアイディアが生まれたり…ということも十分あり得ます。

 

終わりに

というわけで、色々と学ばせていただいた本でした。

この内容でKindleだと700円代ですよ…やっぱ本はコスパ良すぎです。

今回は旅行の帰りの道中で一冊読みましたが、旅行の移動中って記事書くと「移動」+「アウトプット」になりちょっと疲れるので、長距離移動中は腰を据えてこういったインプットする方がいいのかもしれません。

ではでは。

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