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【書評】このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望【長江貴士・著】

 
  2020/04/15
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マジ絶望
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

マジ絶望

今回は書評。「このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望」と言う本をご紹介。

 

著者の長江貴士さんは1983年生まれで、慶應大学中退からしばらく引きこもり生活を送り、その後に書店員のアルバイトを始めます。

 

2016年に「文庫X」と言う企画が全国的に話題になり一躍話題になった方です。

 

本書のタイトルからして非常に「ネガティブな」ことばかり書いてあるのではないかと言う印象を持ちがちですが、本書はミニマリストの方なら「そうそう」とうなづける内容。

 

またこの度のコロナの件でずっと家にいて自分の人生について悶々と考えている人には良書だと思います。

 

著者の長江さんはかなりの読書家だそうで、本書にもいろんな本からの引用が散りばめられているのも楽しみの一つです。と言うわけで私なりの解釈も交えて本書を紹介していきます。

では本題に。

タイプAとタイプB

山

まず本書では「タイプA」と「タイプB」と言う言葉がキーワード。

 

タイプAは自分の夢や理想を掲げてそれを実現させて生きている人のこと。

 

音楽で例えるなら、高校生あたりの頃に「俺はロックスターになる!」と言って小さな街のライブハウス出演から始まり、次第にホール級の会場を埋め、ミリオンヒットを出し、ドームツアーを行い、豪邸に住み…と言う方たちがイメージが近い。

 

しかしその逆である「タイプB」の人たちもいると言うこと。

 

つまり夢とか目標とかないけど、生きてはいかなければいけない(この辺が本書のタイトルの由来かな?)人たち。

 

著書の長江さんはご自身も「タイプB」であると言っています。

 

ただここで残念なのが「タイプB」の人が「タイプA」になろうとして、それでも慣れなくて自己否定に走ってしまうこと。

 

そして本書は「タイプB」の人たちを賛美しているわけでも、「タイプA」の人たちを否定しているわけでもない。

 

ただ自分が「タイプB」だと気がついてしまったら、これから先どうしていくか?と言うことの指南書、みたいなものですね。

 

この肩の力の抜けた感じもまたいいんですね。

 

マーシャのアイデンティティ理論

アイデンティティー

この本を途中まで読んで、マーシャというアメリカの心理学者の「アインデンティ」の話が思い出されました。

 

マーシャという人は人間の「アイデンティ」の状態を4つに分けました。

 

①拡散→自分が何者なのか、何がしたいのかわからない状態。

②早期完了→早いうちに自分の進む道が決まっている。社長の後継ぎ、子役や、小さい頃から野球をしているプロ野球選手などがそう。

③モラトリアム→大人になりたくない人たち。

④達成→自分なりのアイデンティができている人。

 

人間はこうやって悶々とした段階を得て、「自分は〇〇な人間である」アイデンティを作っていくものだ、みたいなことでしょうかね。

 

 

本書ではこの①と③の人たちを対象にお話が展開されている様です。

 

多様性を受け入れ執着を捨てること↔︎自分の軸を持つこと

多様性

ということなんですけど、「タイプB」として生きていくにはどうしていけばいいか?ですね。

 

印象深かったポイントを抜粋するとこんな感じ。

✔︎多様性を受け入れよう

✔︎執着を捨てよう

✔︎八方美人にはならない様にしよう

 

要は「タイプB」の人は「自分の命に変えても〇〇を成し遂げる」ということがない人たちです。

 

ただそれだけだと「自分の信念がない八方美人的な人になりがち」と本書では言ってます。それではどうすればいいのか?

 

それはいろんな価値観を「一旦は」受け入れてみるということが進められています。

 

よくコーチング系の人たちが言ってますけど、今の自分の延長に目標を作ってはいけないと。

 

これは、今自分の見えている「世界」の先にゴールを作ってもそれは大したことがないものであるとことですね。

 

ただこれはさっきの「タイプA」の人ならありですよね。でも確固たる「夢」や「目標」が見当たらない「タイプB」の人がこれをやるとダメなわけです。

 

なので、「とりあえずいろんな価値観に触れてみる」ということ。そこで嫌だったら受け取らなければいいので。

 

この時に邪魔になるのが「執着である」とも書いてあります。要は「執着」というのは自分の中での「価値・無価値」をジャッジする魔物です。

 

これがあると、「夢」や「目標」を持たない人が生きていく上ではとても弊害になるということなんですね。

 

本書はミニマリストの本ではありませんが、これってミニマリスト的な考え方ですよね。ミニマリストはまずは物質的な断捨離を初めて、そこから思想の断捨離にいきます。

 

でもそれって「世の中どうでもいい」ということではなく「来るもの拒まず」の柔軟な考えをてみ入れられるということなのかなと思います。

終わりに

というわけで今回はこちらの書評記事でした。

今回の要点としては「タイプA」を目指さない「タイプB」という生き方も「それはそれで有り」ということですね。

 

特に今現在、世界中の人たちが先が見えないご時世。「タイプB」の考えを柔軟に取り入れていくのも悪くないのかなと思ったりしました。

 

よければご参考までに。ではでは。

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