ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

ドラマー的・記憶のメカニズムの考察③~隙間時間を有効に使う~

 
  2019/01/22
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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【前回からの続きです】

これまでの2回で…

「コード進行付きカンペ」のいいところについいて

・曲構成を「映像」として記憶できること

・曲の雰囲気をコード進行で理解できること

を挙げました。この二つを踏まえたうえで最後の仕上げとして、

「曲を身体に刷り込む」

ということを考えていきたいと思います。

「あれ?そんなこと当たり前のことなのでは?」

と思った方もいるかとは思いますが、

あえて今回は「記憶」という切り口で考えてみたいと思います。

まずは順を追って考えていきましょう。

とりあえず、完成したカンペを元に一人でスタジオに入るなりして曲に合わせて叩くと、

「どこかミスる」事態が発生することがあります。

これは「曲が」身体に刷り込まれていないからなのですね。

では身体に刷り込むとは何なのか?

記憶は大きく二つに分けると「宣言記憶」と「手続き記憶」に分かれます。

「宣言記憶」は例えば「昨日の夜はカレーを食べた」「”りんご”は英語でApple」といったような、過去に体験したことや暗記したことを指します。

対して「手続き記憶」は「自転車に乗れること」や「泳げること」など、身体そのものが覚えていることを指します。つまり「身体に刷り込む」のはこちらなわけです。

ドラムに限らず楽器演奏についてはこの両方の記憶を使って覚えるのが手っ取り早いと思います。

(まれに手続き記憶のみで覚えている人がいますが…それはその人の才能でしょう)

なので、覚えたい曲のカンペを作ったらその曲を音楽プレイヤーに入れて、移動中にひたすらリピートして聞き続けます。

私は夏場なんかは薄着になって荷物になるのがいやなのでTransendのmp3プレーヤーを使っています。

ディスプレイが狭くて使いにくいですが、とにかく安いのと耐久性があるのでこういう使い道には向いています。

そしてここがポイントなのですが…ただ聞くのではなくて聞きながらカンペを映像として思い浮かべて曲に合わせて頭の中で目で追っていきます

(何か変な表現ですが…)

これを繰り返しやると一度も演奏していないのにある程度曲が身体に刷り込まれていきます。

通常は曲を身体に刷り込むためにひたすら曲に合わせてドラムを叩かないといけないところを、これだとちょっとした隙間時間でできてしまいます。

電車の移動中は他にもやることはありますけど、歩行中って最高の(?)隙間時間ですからね。

そして最後の仕上げとして、実際に曲にあわせて1,2度ドラムを叩いてみます。

これで完了です。ポップス程度の難易度の曲であればこれでいけちゃいます。

あとはより精度を上げていきたければ繰り返し練習すれば効率よく上達します。

こんな感じで時間がない時でも曲をいっぱい覚えることができると、

声をかけられたときに「やりたいけど準備の時間がないから…」と

あきらめることも減るかなと思います。

是非お試しください。

ではでは。

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