最近気になるメタルバンドは「EARTHSIDE」と「As I Lay Dying」

はじめに
今回はドラムの話ではなく、私が最近気になっているバンドをご紹介したいと。
思い返すとドラムを始めたての感受性が脳から溢れていた高校生の時と比べると、なまじかいろんなことを知りすぎてしまったのか、昔ほど狂ったように音楽を聴かなくなってしまいましたが、そんな中でもまだまだ「人に紹介したい!」というバンドにはたまに出会うものです。
ここのブログでも書評はよく書きますがあんまり音楽のレビューって書かないので、今回は2つほど最近気になっているバンドをご紹介したいなと。
ただしこのブログらしく(?)「メタルが好きな人」という縛りなので、あくまでメタル好きのための記事になりますのでそれでよければご覧ください。
今回は「EARTHSIDE」と「As I Lay Dying」というバンドを紹介したいと思います。
なんというか、「EARTHSIDE」が「静」で「As I Lay Dying」が「動」みたいな感じですかね。という感じで本題に行きましょう。
「EARTHSIDE」
まずは「静」の方である「EARTHSIDE」から。これはユーチューブのおすすめに偶然出てきてサムネイルがカッコ良かったので聴いてみたらハマってしまいました。
ググってみてもあまり日本語での情報がなく、日本人のブログはほぼオフィシャルサイトからの転記と思われる情報のようです。
その中で共通する情報としては
・アメリカのバンド
・メンバー全員が音楽の学位を持っている
・2015年にデビューしている
・4人編成(ギター、キーボード、ベース、ドラム)でメインのボーカルはいなく、ゲストボーカルを入れている
…という感じ。
ジャンル的にはメタルになると思いますが、なんというか印象派やシュールレアリズムの絵を見ているような色彩鮮やかな感じが何度でも聴きたくなる魅力。
メタルの曲ってスピードを上げたりリズムを凝ったりしても、コード進行が割とテンプレになっていて悪く言えばにたりよったりになりがち。
…ここからはちょっとマニアックになりますが、普通の3音のコードの上に更に音を乗せていくと、テンションと言われるコードに変わって行きます。
つまりいわゆるピアノのお稽古みたいなコードの響きからからだんだん響きが複雑になり、ジャスっぽいコードとなっていきます。
更に音を上に乗せ続けるとなにが起こるか?というと、別の調性が現れてきます。つまり、二つの調性が同時に鳴るような究極的に緊張の走ったコードになります。(この辺は書くと長くなるので過去記事をどうぞ…)
要はこの辺の緊張が走ったコード進行を美味しいところで入れつつも、単音でゴリゴリと攻めるところもあり…サビはメロディアス、という事をさらりとやっています。
「As I Lay Dying」
そしてもう一つはこちら。先日八王子のライブハウスに出たときに偶然かかっていて、好きになったバンド「As I Lay Dying」です。
こちらは活動は2001年からとかなり長いので、Wikiがありました。まぁこちらは音を聴いていただければすぐにわかると思うので…バンドの紹介は省きます。
先ほどのバンド「EARTHSIDE」が「静」ならこちらは「動」ですね。EARTHSIDEの様に複雑な響きのコード進行はなく、スピードとパワーで畳み掛けます。
さっき「メタルはコード進行が似たり寄ったりになりがち」と書きましたが、このバンドは音作りと作編曲センスでそこから頭一つ抜きん出ているバンドと言えるでしょう。
元気を出したいときや筋トレのBGMには最適です。
おわりに
というわけで今回は個人的に最近気になっているバンドのご紹介でした。こうして音楽を20年続けていてもいまだに新しいバンドにワクワクできることは幸せなことでもありますね。
また何か見つけたら書いていきます。ではでは。