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ドラムを叩く時に知っておきたいマインドセットとは?

 
  2021/05/29
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ドラマー
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この記事を書いている人 - WRITER -
ドラム歴20年以上。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。シンプルライフが大好きなミニマリストでもあります。
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はじめに

今回はドラムのお話。特にロック系のドラムのお話しです。

テーマはドラムを叩く時のマインドセットみたいなものなんですが、要するに叩き方とかテクニックとか以前の「気構え」みたいなものでしょうか。

 

なので、このマインドセットを持って練習に取り組むか取り組まないかで練習のノビシロも大きく変わってくるかと思います。

では本題に。

結論→ぶっ叩く感覚が大事

ドラマー

結論としては「ぶっ叩く感覚」が大事と言うことです。

こう書くとなにやら当たり前のことを書いているようにも思えますが。

 

この「ぶっ叩く感覚」の対極にあるのが「音楽的な演奏をする」なのかなと思います。

要するにこの相反する要素をうまくまとめていかないといけないわけなのですが。

 

そして順番的には「ぶっ叩く感覚」→「音楽的な演奏をする」の順かなと思います。

 

例えて言うなら、チャーハンを作る時に強火でガッと焼き切った方が美味しいはず。

いくら良い材料や調味料で下ごしらえしても、チャーハンとしてはパンチが弱いかなと。

 

この例で多分当たらずとも遠からず…だと思いますが、要するに昔の私が全くできていなかったことなので。

 

今回書いてみようと思ったわけです。

ドラムに対するメンタルブロック

ドラマー

この「ぶっ叩く感覚」ということを考える際に、言えるのが「ドラムを叩く時のメンタルブロックがかかっていないか?」ということ。

 

要するに、ドラムは太鼓とシンバルで構成されています。そしてこの太鼓は「重くて大きいもの」ですね。

 

そしてこの重くて大きいものを棒で叩くのがドラムです。

 

すると、過去に重くて大きいものを思い切り叩いた経験が少ないと、そもそもドラムを叩く時に無意識的なメンタルのブロックがかかります。

 

すると、ロック系のドラムだとどうしても「ドラムっぽさが出ない」わけです。

なので、もともとスポーツや武道をやっていた人はこのメンタルブロックが外れやすいのかなと思います。

(実際に叩いた事はなくても、身体の動きのリミッターを外すと言う経験は活きてくるわけです)

 

なぜなら、過去にやってきているからですね。

 

ただ「スポーツ経験者=ドラムの上達が早い」という仮説は万人にははまらないと思います(要は身体の使い方的な部分で、個人差が出るので)

具体的な練習

ドラム

次は具体的にどうしていくか?というお話し。

要するにこのマインドブロックをとっていく練習を、日々の練習に取り入れた方が絶対良いです。

 

もちろん、スネアドラムや練習パッドでトコトコとスティックワークの練習をするのもいいんですが、これは全く別の次元の練習です。

 

ではどうするか?ということですが、これは難易度があります。

話を簡単にするために3点セットでお話ししますが、下にいく順に難易度が上がります。

  1. バスドラム
  2. ハイタム(12インチタム)
  3. フロアタム

ではそれぞれを細かく説明していきますが、基本的にこの練習はメトロノームは使いません。

かといってあんまりデタラメに叩くも良くないかと思うので笑、太鼓の達人を叩くみたいな感じで適当に叩いてもらえれば大丈夫かと。

要するに演奏の練習ではなく、音を出すための練習だからなんです。

ではひとつづつご紹介。

①バスドラム

多分この感覚を一番掴みやすいのがバスドラム。

この動画みたいに踏んでみると、力を使わず大きな音が出せます。

ただ実際の演奏で「音楽的に上手く」やろうとすると、なかなかすぐには上手くはいきません。

音楽的にまとめて、かつこのように力まずに大きな音がでればいいんですが。

いきなりそれを目指すのも辛いので、まずはバスドラムで気軽に大きな音を出してみよう!

くらいのお話しです。

②ハイタム

お次に取り組みたいのがハイタム。

ドラムセットに座ってちょっと前傾姿勢でハイタムだけ叩いてみて下さい。

 

この時に手首を痛めない程度に、できるだけ大きな音で叩いてみます。

実際に叩いてみて、「こんなに大きな音がでるんだ!」とか「実際の演奏でこんなに大きな音出せるかな」と思っていただければOKです。

③フロアタム

そして難しいのはフロアタム。

フロアタムは大きいので少し強く叩けばある程度音量はでますが、フロアタムをフルパワーで叩くには、全身を使ってぶっ叩く必要があります。

イメージはまさに「太鼓」

フロアタムを真面目に練習すると、ドラムって太鼓なんだなぁと改めて感じます。

本当はスティックの振れ幅も低いポジションから叩く方がいいんですけど、イメージしにくかったら、高いポジションから重力を利用して叩いてみて下さい。

 

最初のうちは単発で「ドン!」と言う音を繰り返し出す練習するといいでしょう。

ストイックなドラマーはフロアタムでシングルストロークとかパラディドルの練習とかしてみると良いですね(手首を痛めないように!)

終わりに

というわけで今回は、ドラムを叩く時のマインドセットについてお話ししました。

最初にも書きましたがこれは早い段階で知って体感しておいた方がいいですね。

 

なので今回ご紹介した練習方はドラムをあんまり楽器ととらえずに、ストレス解消の道具…くらいに考えるといいかもですね。

ただシンバルは思いっきりぶっ叩くと割れてしまうかもなので、また別のお話しになります。

今回は太鼓に限定したお話という事でご参考にしていただければと。

ではでは。

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