コロナでの自粛生活は「ミニマルライフコスト」な生活を体験するチャンス

はじめに
今回は本の紹介もしつつな、ミニマリストネタを一つ。
最近は音楽記事のPVも下がっているので、「コロナで外に出れない時こその過ごし方」というものを、ミニマリスト的な視点でご紹介しています。
それで今回のテーマは「ミニマルライフコスト」についてです。これは「自分がいくらあれば最低限生きていけるか?」という金額のことです。
ただこれは割とミニマリストには定番のお話でもあるので、もし聴いたことある方は、戻るボタンを押していただいて大丈夫です。
「初めて聴いた」とか「何となくは知っている」とかいう方には是非ご紹介したいネタなので、よければ読んでみてください。では本題に。
ミニマルライフコストとは?
この「ミニマルライフコスト」を知ったきっかけは、元音楽プロデューサーで現在はNZ在住の作家である四角大輔さんです。
四角さんの「日常生活のノイズを無くす」という考えや、NZの自然と共生するライフスタイルに共感して、たまにセミナーに行ったりしていましたが、今はオンラインサロンにも入っています。
それでこのミニマルライフコストですが「生活に最低限必要な出費をリストアップする」ということですね。
項目を挙げるなら、「家賃」「通信費」「福利厚生費」「車の維持費」「食費」など、「絶対に削れない出費」のことです。
ただ「食費」に関してはちょっと算出が難しいですね。外食を抑えればグッと減るので。
そしてこれに関してネットなどでいろんな人のミニマルライフコストを調べた感じだと、都市部(とその近郊)でひとり暮らしだと10万円切る人は少なく、10万円とちょっとかな?という感じでした。
15万円超える人はいなかったと記憶しています。もちろん田舎でリモートワークとかして暮らせばもっと低額に抑えられるとは思いますね。
コロナの自粛とミニマルライフコスト
これを踏まえて今回の本題「コロナ騒動とミニマルライフコスト」について。
ここまで読んでもらった限りだと「コロナでクビになった場合にバイトでどうやって食いつなぐか?ってこと?」みたいに思った方もいるかもしれませんが、単純にそれだけではないということ。
つまり、今回の緊急事態宣言を受けてのほぼ外に出かけない自粛生活だと「ミニマルライフコストでの生活」というのが肌感覚でわかるということが今回のポイントです。
要するに一言で言えば「お金が減らない」ということです。
そうすると「普段いかに無駄な出費をしていたか」ということが肌感覚でわかってくるのではないかと。
ただミニマルライフコストの計算は「日頃から節約して貯金をすること」とか「バイトで食いつなぐ生活力をつける」ことが第一の目的ではありません。
精神的に自由になることが目的です。
今の仕事や人間関係が嫌になったときにも「ここから動けない」と思って暮らしているのと「他にも選択肢が」あると身軽な状態であるのでは精神的な負担がだいぶ違うと思います。
ミニマルライフコストは、まずお金から自由になることでそして精神の自由を得るための手段なのですね。
ハードルを下げて始めよう
というわけでまずは何から始めるか?ですね。
もちろんエクセルの表を作ってもいいんですけど、普段家計簿を付けない人にとってはハードルが高いかも.
新しいことを始めるには「ハードルは低く」が鉄則なので、まずはスマホアプリで日々の出費を把握するといいですね(もちろん、全てキャッシュレスで暮らせればそれが一番把握しやすいんですけど)
私はZaimという無料のアプリを使っていますが、手入力での家計簿アプリとしてはUIもシンプルで、動作も早くて今のところこれで快適です。
先ほども書きましたが外食って結構月々の出費に食い込んでくるので、時々このアプリの「履歴」をチェックして「食費を全部削った出費」を、ミニマルライフコストの目安としています。
終わりに
というわけで今回は「コロナ騒動とミニマルライフコスト」のお話でした。
ちなみに、現在のミニマルライフコストが所得よりかなり低く抑えられている場合は、投資したり、自分の勉強のために使ったりはした方がいいかなと思います。
お金は循環してこそ有効に生かせると思うので。ではでは。