ミニマリストにならなくても「ミニマリズム」を実践してみると良いことがあるかも…?

はじめに
今回は箸休めなミニマリスト記事。
少し前の過去記事の続きでもあるのですが、今回は「ミニマリストにならずにミニマリズムを実践することのススメ」と題してお話しします。
なのでハウツー記事ではないのですが、「ミニマリストって興味はあるんだけどなぁ…」という方のために何かのお役に立てばと。では本題に。
結論→ミニマリストとミニマリズムを分けてみる
ミニマリストというと多くの人がこんな⬆︎部屋に住んでいる人の事を連想するのではないでしょうか。
そして「自分にはあんな暮らしは到底できない」「断捨離しようと思っているけど…まだできてない」という声をよく聞きます。
しかし私の家もここまでスッカラカンではないし、服や本が溜まっている時期もあります。
何が言いたいかというと、「ミニマリスト=断捨離」というイメージが強いゆえにミニマリズムが広く浸透していないのかな?という印象を受けます。
断捨離はあくまで結果として起きた行動
もう少し掘り下げると、断捨離をやろうと思ってできないのは多分心の底では(これを潜在意識と呼ぶ人もいる)、そこまで必要ないと思っているわけです。
ちょっと話が迷子になりかけてますが笑、ここで改めてこの記事で何をお伝えしたいか?という事を表明するなら「ミニマリズムが広く浸透すれば暮らしやすい社会になる」という事を言いたいのです。
なので究極的には「断捨離をする、しない」という話はいわゆる枝葉の事なのです。
なのでその根っこにあるのがミニマリズムというわけなのです。こな考えが身についていないとおそらく一度断捨離してもまたもとの状態に戻ります。これが過去記事でも書いたエントロピーの法則ですね。
ミニマリズムとは?
ここでミニマリズムとは何か?という事なのですが、特にこういう学問体系があるわけではないので定義するのは難しい。
ちょっと本などでかじった人だと「それってつまり禅の事でしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、禅が生まれた時代と現代は環境が全く違うので、「ミニマリズム=禅」というわけでもないかなと。
なので私が思うにミニマリズムは「自分が本当に好きなものに気がつくための手段」なのかなと思います。
ベタな例えになりますがマズローの欲求階層の上の方、つまり「自分の人生で何をしていきたいのか?」ということってなかなか見えにくいのかなと思います。
これも自分で探すのではなく「向こうから与えられるもの」なんてことを、心理学者のフランクルも言ったりしてますが、どちらにせよ自分の心身が整っていないと自分の「本当に好きなもの」はキャッチできないのではないかなと。
…話が長くなってますが、ミニマリズムはこの心身の状態を整えるための手段なのではないかと思います。
なので「持ち物を減らす」「部屋をキレイにする」以外にも「食生活、睡眠、運動、人間関係、働き方」などいろんなところにミニマリズムは存在します。
ただこれは一部の天才と言われる人には当てはまらない場合もあります。つまり一芸に秀ですぎていて、自分の身辺環境まで整えない人達のことですね。またそれはそれでありだと思います。
終わりに
というわけで今回も概論的なお話になりましたが、今すぐできるミニマリズムは「財布の中をきれいにすること」です。
ちょうど増税もしたし、お金の出入り口である財布を見直してみると良いかなと。ではでは。