ドラム上達方法/ミニマリスト/趣味の話

御嶽山に一人で行き「宿坊」に泊まってきたお話

 
  2023/07/01
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山頂
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この記事を書いている人 - WRITER -
ドラム歴25年。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。ミニマリストでもあります。
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はじめに

今回は旅ネタ。このブログでもたまに書いている「東京近郊の田舎でPC作業ができる宿」のレポートです。夏は海ばかり行ってましたが、さすがにもう時期的に海には入れないので今回は山に行ってみることに。

 

ちなみに私が思うに海は「エネルギーの発散」であり山は「エネルギーの収束」なのかなと思います。つまり日本古来の「養生」の考え方をみても…夏は自然界の活動が盛んになる時期。

 

自然界の一部である人間の体内も当然そうなっているわけで、そんなときは「海」という地の果てが地球全体に繋がっているところ(つまり、海)に行ってわーッと発散するのが自然の成り行き的に丁度良くて、秋から冬はその発散したエネルギーが次第に収束していく方向に向かうと言われています。

 

なのでそんな季節はエネルギーがウチへと向けられる様な山で過ごすのもありかと。ちなみにこの季節の話はこの本の受け売りです…。

今回は東京奥多摩の御嶽山

というわけで今回は東京・奥多摩の御嶽山に泊まることに。東京とは言っても完全に山梨です笑。

 

大体の位置は分かっていたので、経路は調べずに朝に目黒区の自宅を出発。しかし途中でふと気付いたのが「折りたたみ傘と朝食を買っていない」ということ。

 

最寄駅の御嶽駅はどうやらコンビニはないらしいので仕方なく途中の青梅駅で下車して…蕎麦屋で昼酒。

蕎麦屋

店内の騒がしいBGMもギンギンに冷えた冷房もなくのんびりとしたマインドフルネスな空間…。

蕎麦屋

すっかり長居してしまい駅に向かうと「昭和レトロ商品博物館」なるものを見つけたので入ってみたら…。

昭和レトロ

一瞬で見終わりました。

ここが東京…!?

そして更に電車にのり御嶽駅に到着。青梅駅を越えるとガラリと風景が変わります。これって千葉でいう「蘇我→鎌取間の車窓」と似ている(マニアックですいません)。

 

そしてやっぱり予想以上に何もない…青梅で途中下車して良かった。

御嶽駅

ここからバスに乗りケーブルカーへ。しかしこれ以降かなりの坂道の連続…先程の日本酒がじわじわときいてきます。

 

そしてケーブルカーで山頂に着くと…反射音が無い!まるで無響室にいるかの様な静けさ。このノイズレスな空間は最高です。

山頂

しかし高度800メートルはネット回線が不安定…それはつまり宿の場所がわからない事を意味します。こういう時に格安シムは辛いです。

 

仕方ないので地図の写真を撮りそれを見ながら探すというという極めてアナログな方法で宿に到着。

山頂地図

今回の宿はこちら「藤本荘」。どうやら宿坊だったようです。部屋も広くて綺麗!

藤本荘

早速荷物を置き御嶽山神社に行ってみることに。しかしここでも階段と坂道だらけ(宿から片道15分には到底思えない…)

神社

ぐるりと参拝をして…帰り道のお土産屋さんでアイスコーヒー。ちょっと薄めで飲みやすい。

アイスコーヒー

宿に帰れば宿のWiFiがあるし…と思ったらなんと部屋では繋がらない。

 

とりあえずオフラインでブログをひと記事書いて食事。宿の食事は食べきれる自信がないので通常は外食なんですけど、さすがに山の上で食べ物がない事態はキツイので今回は宿の食事を。

夕食

こちらの宿は宿坊ということもありベースが精進料理でしたが、精進料理大好きなので酒が進む。とくにこんにゃくと煮物が絶品。量はやはり多かったですが、焼肉食べ過ぎの後とかと違ってスッと消化していく感じはありますよね。

 

そしてWiFiがつながらないので予定してたことが出来ない。それなら折角だから読書でもするかと、前から読みたかったこの本をWiFiの届く食堂でダウンロード。

そして面白くて一気に読了。22時過ぎたので早めに就寝。

「地獄」の滝巡りへ

そして翌朝。目論んでいた5時起きは出来ず7時過ぎにあたりを散歩して…まだ眠かったので部屋で瞑想してチェックアウト。宿の人も親切で部屋と寝具も綺麗だったのでまた来たい宿です。

 

そしてここからが地獄の始まり…。

 

というのもチェックアウトしたのが10時でまだ東京に帰るのはもったいないのでもう少し見て回ろうと思ったところの看板に「滝がある」との表示が。

 

確か0.6キロくらいだったし「ちょっといってみるか」くらいの気持ちでスタート。

山道

しかしご覧のとおり道とは全く呼べない道の超急勾配なアップダウン「しか」ありません。後で振り返ってわかりましたが、アップダウンだと全く進んだ感じがありません。

 

ただ「そのうち着くだろう」と思っているうちに「ここで引き返したら何のために来たのか」といういわば心理学でいう「コンコルド効果」状態になり進むしか無くなります。

 

この途中で気がついたことがいくつか。

✔︎決してバンズの「スリッポン」で歩くようなところではない→スリッポンはあくまで町歩き用の靴です!

✔︎熊よけの鈴を持っている人が結構いる→ここって熊が出ることろなのか?と不安になる。電波も入らないのでそれを調べることもできない。

✔︎水を持っていない→スタート地点がそこまで暑くなかったので油断してました。この運動量で汗をかかないはずがない。お金がいくらあってもこういうところでは全く役に立たない。

 

などと色々準備不足な上にデカイ蜂がブンブンと威嚇してきて、本当に後悔の気持ちでなんとか到着。

滝

そしてそそくさと退散。帰り道は絞るほど汗をかきましたが、日差しがなかったのでなんとか熱中症か回避。

 

…そして無事スタート地点に帰還すると不思議な感覚が。詳しくはちょっとスピリチュアルな話になるので割愛しますが笑、まぁたかが1時間の山歩きで大げさですが、なんとも不思議な体験でした。

無事帰還した後は山菜定食で一杯やって帰りました

山菜定食

終わりに

というわけで今回は単独ではかなり久しぶりの山旅行でした。

 

今回はあまりブログの原稿はかけなかったようにも思いますが、道中スマホで結構書いていたし、本も2冊読めました。

 

しかも山から自宅に着いたのが15時前だったので溜まっていた買い物もしたりと、本当に時間は使いようですね。今度山に行く時はちゃんとした装備で行きたいところですが…モノが増えるなぁ。

ではでは。

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