ミニマリストなドラム講師によるドラム論と音楽論。

ドラマーも「モード」という作曲法を知っておこう

 
  2019/11/04
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メロディー
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ミニマリストの視点と心理学や物理学を使って「最速最短でドラムが上手くなる」レッスンをしているドラム講師です。
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はじめに

今回はドラマー向けの記事ではありますが、最近見たこちらの動画が面白かったので、触発されて音楽理論のお話を少々。(なので、作曲ができる人にとっては釈迦に説法的な内容です)

ただ、決して「簡単なことを書いて記事を埋めよう」という目的ではなく笑、今回の内容は「どうやって曲にドラムをつけるか?」ということを考える上で、ドラマーが知っておいた方がいいということなので、今回ちょっとご紹介します。

 

テーマとしては「〇〇の国っぽい音楽」と感じる仕組みについてです。例えば、これは「インドっぽい音楽」とか「これは中国っぽい音楽」とかですね。

 

これもなんとなく「感覚」で理解するよりかは、多少の理論的なことを知っておくと、その曲の成り立ちが理解できて、そうするとリズムをつけるときにもきっと役にたちます。

 

特にいろんなジャンルが入り乱れて出来ていることが多いインストバンドをやるドラマーはぜひ知っておくといいかなと思います。というわけで今回は「〇〇の国っぽい音楽」について簡単な音楽理論を参加していきます。では本題に。

 

結論→ドラマーも「モード」を理解しよう

メロディー

というわけで最初に結論ですが「〇〇っぽい音楽」という音楽の正体は「モード」と呼ばれるメロディーのことです。

 

作曲をかじったことがある人ならわかるかもしれませんが、「結局モードってなんなのかわからない」「本には”最初の音を変えて全部ピアノの白鍵で引けばいい”と書いてあるけど結局どういうことなのかわからない」と思ったことがある方もいるかもしれません。

 

更にこの「モード」というやつはいろんな名前が出てきて、それも理解への難しさになっているかもしれないです。

 

もともと我々日本人が暮らしている現代の日本はもともと西洋から伝わった「クラシック」をベースとした軽音楽が溢れているので、「ドレミファソラシド」という音の並びが「普通」だと認識しています。

 

名前を知る前に「感覚」でモードを理解しよう

ここで鍵盤やギターがある人は「ドレミファソラシド」をベースとしてちょっとした実験をしてみていただきたいのですが、こんな感じですね。

 

・「シ」を半音下げてみる→ロックぽくなる

・「シ」と「ミ」を半音下げてみる→ジャズっぽくなる

・「ファ」を半音上げてみる→アジアっぽくなる

・「ファ」を半音上げて、「シ」を半音下げてみる→プログレっぽくなる

 

…こんな感じです。これがモードの正体です。

 

つまり何が言いたいかというと、我々が日頃何気なく耳にしている「ドレミファソラシド」も一つの「モード」に過ぎないということ。まずこの感覚を持ってみると音楽の聴き方に幅が広がりますね。

 

このブログでもよく言っていますが「知らないものは聴き取れない」という人間の特性がありますで、これを理解すると意外と「あのヒット曲って実はモード使ってたんだ!」という発展があっておもしろいですよ。

 

例えば30代〜40代の人は多分知っているであろう140枚近いセールスの記録を打ち立てたこの曲のAメロなんかも、「モード」を使っております。

 

「モード」をどうやって分類するか?

分類

…ということが今回の最初のお話でした。

 

ここからはもう少し突っ込んだお話として、「モード」についてどうやって頭の中で分類しておくか?ということ。これは私の方法なのですが、私はこのように分類しています。

 

①「普通」のモード

これは「ドラミファソラシド」のように、我々が「普通」と思っているモードですね。「ラシドレミファソラ」もいわゆるそこいら中に流れている音楽の定番であります。

 

②よく使うモード

ポップスやロック、または聴きやすいインスト(マニアックでないもの)には「よく使われるモード」があります。それは「ドリアンモード」と「ミクソリディアンモード」です。

 

細かい話は動画にゆだねますが、これはポップスやロックにもよく使われるし、民族音楽でも定番なので、非常に使い勝手が良いモードです。

③民族音楽っぽいモード

冒頭に書きましたが例えばインド、中国、沖縄、演歌…などなどで使われるモード。つまり一発で聴いてわかるので、自分が叩く曲にこういったモードが出てきたらドラマーには「民族音楽っぽい」フレーズを求められているというサインかもしれません。

 

④マニアックなモード

マニアックなモードは「リディアンモード」でしょうか。巨匠・スティーヴ・ヴァイが多用していることで有名です。

なんとなく聴いていると、タイとかベトナムの風景(行ったことないけど)が頭に広がる不思議な響きです。

⑤分類不可能なモード

以上のどこにも属さないモードもあります。ただこうなってくると、「キャッチー」さは薄れていき、マニアックな音楽っぽさが全開になります。

ご存知ドリームシアターの名曲「メトロポリス」のこの部分(10:20あたり)はやっぱり何度聞いてもしびれますね。

もちろん自分で作っても全然あり、なんですけどね。

 

終わりに

というわけで今回特に「モードを知らない」ドラマーの方にお伝えしたかったのは、「リズムありきに音楽を考えると、いくら演奏が上手くてもどうしてもつまらない音楽になってしまう」ということ。

 

なのでこのようにメロディーも一緒に考えてみるといいと思います。ではでは。

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