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「転調のやり方がわからない!」という方のためのお手軽な転調のコード進行をご紹介

 
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ヴァイオリンとスコア
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ドラム歴20年以上。都内でドラムレッスンやってます。レッスンを受けていただくと、初日でドラムが叩けるようになります。シンプルライフが大好きなミニマリストでもあります。
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はじめに

今回は久々に作曲のお話を。テーマは「作曲初心者のための使える転調」でいきましょう。

ヴァイオリンとスコア

つまり作曲を始めたばかりの頃は「1つのキー」のみで曲を作ったりしますが、次第に「転調を使ってみたい」と思うようになるはずです。

 

私の主観ですが、JポップやJロックに関しては、一時期のような強烈な転調は鳴りを潜めたように思えまして。代わりにアニソンとかだと、いきなりBメロで転調したりという強烈な転調がみられるようになってきたかなと思います。

 

ただこのような「いかにもな転調」は使い方が難しいので、今回は「作曲を始めて間もないんだけど転調を使ってみたい」という方のために、お手軽に使える転調の基礎知識を”音楽理論抜きで”お伝えしたいと思います。では本題に。

 

転調は”イメージ”で考えよう

先ほど「音楽理論抜きで」と書きましたが、もちろん音楽理論を絡めて説明することもできますが、ポップスやロックの作曲はクラシックと違い「習うより慣れろ」みたいな部分もあります。

 

そこで今回は「この転調は〇〇な感じ」という思いっきり主観的な説明で書いてみたいと思います。なお、話を簡単にするために、今回は「Aマイナーキーからの転調」のみに話を限定いたします。

 

なぜならマイナーキーの転調のはイメージか掴みやすいからです(ちなみにAマイナーキーに限定したのは、鍵盤の白いところのみを使うキーだからです)。

 

もし他のマイナーキーでやりたければ今回のお話をカラオケでキーを変える要領でそのまま上下にずらしてもらえれば大丈夫です。

 

ちなみにこれから紹介する転調以外も色々できますが、あまり変則的な転調は使い方が難しく、ハマらないと曲をぶち壊すので…まずは基本的な転調を押さえておくといいと思います。

 

調合が#のキーへの転調

Aマイナーから調合に#がつくキーに転調すると、響き的には「今より明るい世界に行く」感じになります(夜明けみたいな感じ)。

青空

*ちなみに調合って何?という方はこちらを…https://matome.naver.jp/odai/2136511911915125501

 

その中で実用的かつ使いやすいのは以下の3パターンです。特に①と②のパターンは、そこまで「転調しました!」感が弱いので、さりげなく曲の雰囲気を変えるときにとても重宝します。

 

個人的には③のパターンが「転調しました!」感が満載で好きな転調です。一気に別の世界へ「パーン!」と弾ける感じが演出できる転調です。

①Aマイナー→Eマイナー

②Aマイナー→Bマイナー

③Aマイナー→F#マイナー

 

調合が♭のキーへの転調

Aマイナーから調合にフラットがつくキーへの転調は、「今より暗い世界に行く」感じになります。

夜空

その中で実用的なのがこれまた以下の3つです。①のパターンは割と変化が少ないのですが、③のパターンは結構雰囲気がガラリと変わり、昼から夜に行くような感じが出せます。

 

ただ②のパターンは使いどころがやや難しいです。なぜかというと「転調した感」は出せるのですが、曲のメリハリが付けにくくなるからです。

 

①Aマイナー→Dマイナー

②Aマイナー→Gマイナー

③Aマイナー→Cマイナー

転調するときの注意点

ということで、まずはメジャーキーもマイナーキーも③の転調を使って実際に数曲作ってみることをお勧めします。

 

そうすると他の転調の個性や使いどころもわかってくると思います。その際には教則本にはおなじみの内容ですが、「つなぎのコード」的な役割の「ピポッドコード」が必要になります。例えばこんな感じです。

 

例1)

Am→G→F→E(これがつなぎのコード)→F#m

例2)

Am→C→F→G(これがつなぎのコード)→Cm

 

こんな感じで、唐突に転調せずにお互いのキーに共通にあるコードで繋いであげると滑らかにかつ「転調しました」感が演出できます。

まぁこの辺のことはどの教本にも書いてあることですが、念のために書いてみました。

 

終わりに

というわけで、今回は転調を初めて使う人向けに書いてみました。ただこれに関しては「習うより慣れろ」的な部分もあります。

 

後、もしカラオケに行く習慣があるのならお勧めしたいのが「カラオケで人の歌っている歌のコード進行をスマホで追ってみる」というのも勉強になります。

 

こうすると、「生きた」コード進行や転調の実例がたくさん学べます。ただし、相手に「人の歌を聴かずにスマホばかりいじっている奴」と誤解されないようにくれぐれもご注意を…。ではでは。

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